552 それがどこかは言わないけれど私は見た

読者の皆様へ:お食事直前またはお食事中の方はお読みにならないほうがよろしいかと思われます。食後適度に時間を置いてからお読みください。そう、プールで50メートルくらい泳いでも平気なくらいにお腹が落ち着いてから。

ある日私はコンビニでゴキブリを見たんです。
私にも情けというものがありますので、店の名前や場所などは書きません。でも確かに見たんです。
菓子パンの上をカサカサ歩いている、なんつーの、よくいる種類の、あれは立派な大人でした。

ついに「燃える昆虫軍団」の攻撃が始まったか!
とは思いませんでしたが( 過去記事“『燃える昆虫軍団』を観たよ” 参照)、あまりに堂々としていたのと、初めての光景だったのでしばらく眺めてしまいました。
レジで店員に伝えると、驚いて「生きてましたか?」と訊くので「歩いてました」と言っておきました。

まーでも、いちゃいけないけどいるよね、ゴキ。どこにでも。
私は食品関係じゃないけど、物を作る会社で働いているので、製品に髪の毛とか血痕とか虫関係とかが混入するのは厳禁で、通常の汚れや傷、場合によっては製品が機能しないことよりもそういう不良大きな問題になることは知っている。
いわんや食品関係をや、というところでしょう。でもいるよね、やつら、どこにでも。

あの店あれからどうしたんだろう?パッと見つけてパッと捕まえてパッと処理できればそれで終わりなんだけど、やつらと人類の闘いはそんな単純ではないことはみなさんご存知でしょう。
店を営業しながら、きちんと陳列された製品の中を逃げ回るあいつらを捕まえるのはほぼ不可能。
そうすると店員に出来ることは、やつが姿を消したらもうほっといて、これ以上ほかの客に見つからないでいてくれることを(最悪自分のシフトが終わるまで出てこないことを)祈るだけだろう。
それともマニュアルがあったりするのかな?
最近の若者はゴキブリに対してとってもナイーブだから、状況によっては大騒ぎになる可能性もあるし。
でも、ゴキブリくらいいるよなー。いちゃいけないけどさ。

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