順次感想を語ると言っておきながら「序章」の感想をアップしてからひと月以上たってしまいました。
現在第4話まで視聴しましたので視聴は週いちペースと言えば言えなくもない。そんなこと言い張る必要も無いけどさ。
というわけで第1話「33分の恐怖」(原題:#101“33”)の感想です。
*このGALACTICA感想シリーズはドラマの内容に触れていますので注意してください。


第1話「33分の恐怖」

ジャンプしてもジャンプしてもきっかり33分後には追いついてくるサイロン。すげーやだ。そんな状況が二百何十回。すげーすげーやだ。
間髪入れずに追いつかれてたらあっという間にやられてしまうか、開き直って戦力差があっても戦うことを選択しそうだが、ジャンプの計算をして、ぎりぎり逃げられるような時間差で追ってくる。
この「生かさず殺さず」感、なんかサイロン側に意図があるような気がしなくもない。

あ、「ジャンプ」っていうのは宇宙戦艦ヤマトとかの「ワープ」みたいのね。でもそのためにはジャンプした先に何もない(星とか)のが絶対条件で、そのためにとてもデリケートな計算が必要で、計算係は毎回ハラハラドキドキ。
パイロットたちもサイロンが姿を現してから船団がジャンプを終えるまで、護衛のため毎回出撃の繰り返しで疲労困憊。
いつまで続くかわからない状況に、みな疲弊していくが、実戦経験のなかった若者たちが鍛えられている側面も。
アダマ艦長のアイデア(みんなバラバラの場所にジャンプして、何回目かに合流する)でやっとサイロンを振り切ったと思いきや、一隻の船が行方不明になる。
逃げ遅れてサイロンにやられたのかと思いきや、しばらくすると姿を現す。
よかったよかったと思いきや(思いきやが多いGALACTICA)、その船オリンピックキャリアが船団に突入してくる。

あれにはサイロンのスパイが乗ってるんだと言い張るやつ(バルター)、核爆弾を積んでるみたいだと言い張るやつ(ブーマー)、人の姿が見えないと言い張るやつ(アポロ)、あの船を破壊しろと言い張るやつ(アダマ艦長)、いろいろ言い張るやつらに促され、ついに大統領は、千数百人も乗っている(かもしれない)オリンピックキャリアの破壊を承認し、実行される。
オリンピックキャリアの真相は不明のまま、33分ごとのサイロンの襲撃は終わる。

確かな情報に乏しい中、今回も厳しい選択と行動を迫られた人類。
何を犠牲にして何を守るのか。
犠牲の規模が大きく、はっきりしているほど決断は難しく、精神的苦痛をともなう。即断即決を迫られればなおさらだ。疲弊していた人類に「もう終わらせたい」という気持ちは無かっただろうか?

911テロ後だからこそ提起され得た不明確な世界の、その正しさも測れない決断のドラマでした。

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