プロレスを愛していたあの日々はこのためにあったんじゃないかと思えるくらい面白い『有田と週刊プロレスと』を観てるよ

その昔、プロレスが好きで、『週刊プロレス』と『週刊ゴング』を毎週買っていた期間があった。
『ゴング』にはじっくりとした読み物があったりして、それはそれで面白く価値のあるものだったが、『プロレス』の方が勢いがあって、刺激的で、扇情的で、プロレス界やプロレスラーに対しての問題提起なども辛辣で、まだ若かった私には『週刊プロレス』の方が楽しみでメインで、『ゴング』は補助みたいな、『週刊プロレス』を読んでも、もっとプロレスに関するものに浸っていたいという、こぼれた気持ちの受け皿みたいな位置づけだった。

今ではすっかりプロレスに対する興味が薄れてしまったが、そんな時、amazonプライムビデオで始まったのが『有田と週刊プロレスと』。
なんでしょう。

プロレスとは、人生の縮図。週刊プロレスとは、人生の教科書。くりぃむしちゅー有田哲平が、毎回1冊の「週刊プロレス」をテーマに、語って、語って、語りまくり、プロレスから学ぶべき人生の教訓を伝授する!!プロレスが大好きな人も、まったく知らない人も、だれもが笑って学べるプロレス人生塾!あなたの人生に役立つ「プロレストークバラエティ」、1冊の週刊プロレスから広がる”有田ワールド”を見逃すな!
(amazonプライムビデオの紹介より)

出演は有田哲平と、倉持明日香、そしてプロレスに関する知識度がまちまちなゲスト。
過去刊行された『週刊プロレス』から毎週一冊が選ばれるが、この語りがね、ホントに面白い。
自分が買っていた頃の号の方が観ていて気持ちが入るが、よく知らない、比較的最近の号の時は今度はプロレス初心者みたいな気持ちで話が聞けて、また違った面白さが味わえる。
大きな試合や、遺恨、名勝負、事件などに関してはもちろん、昔からのプロレスファンが木村健悟に対して抱いていた何やら釈然としない気持ちなんかも、ある試合の状況とその感想ですっきり整理をつけてくれる。

エピソード13、14は、武井壮をゲストに、東京ドームでの橋本真也VS小川直也戦を熱く語ったが、あの試合の真相は謎のままで、顔が広いらしい武井壮に謎の解明が託されるという新しい展開。次の武井壮出演界が楽しみ。
プロレスファンは語りたがりが多いから、これ自分でもやりたいと思ってる人多いんじゃないかな。
『俺も週刊プロレスと』みたいの。youtubeとかで。
週プロずっと保管してるファンも結構いそうだし。みんなでプロレス語ればいいんだよ。ゴングもファイトも引っ張り出してあの頃を語ってくれ。

『有田と週刊プロレスと』公式サイト

blinkjitu
https://oto-ra.com/?p=2963

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