安倍晋三さんが衆議院を解散したおかげでなかなか面白くなりそうですね。
国政選挙になると変な立候補者が出てきて面白いんですよね。
本当は参議院選挙の方が面白いんですけど。庭の石をひっくり返したら隠れてた名前も知らない虫がわらわら出てくる感じで。

もうずっと前の話だけど「元横浜銀蠅」とか「元タイガーマスク」とか「アントニオ猪木の兄」とかいう肩書きの人たちが庭石の下からわらわら出てきてほんと笑った。ビバ肩書きファーストニッポン。

で、

このたびの選挙でワクワクしながら立候補を待ってるのが、豊田なんとかって議員に「このハゲ〜!」って言われた元秘書の人。
豊田なんだっけ?名前忘れちゃった。俺ももう歳だなー。顔ははっきり覚えてんだけどね。あの、頭部の皮膚を2ヶ所つまんでキィ〜って引っ張り上げたようなあの顔。
まぁそれはどうでもいいや。

今日の話はこのハゲの方。
なんか朝のテレビでどこかの党が立候補を打診してるって言ってた。ほんとかな、あのハゲ(見たことないけど)。
立候補するのかな?

で、思うのですが。もしも。
もしも立候補したら?
とか考えるとわくわくしちゃうんですね。わくわくさんのようにわくわくしちゃうんですね。

彼(このハゲさん)、初の街頭演説。数人のスタッフに付き添われるように選挙カーの演説台に立つ(誰が立候補者なんだかわかんないくらいのオーラの無さ、もしくは凡人オーラ)。
全体的にふんわりした体型。マイクを持つ手の指も柔らかくて丸っこい。
頭には帽子。おそらく彩度の低い黄色系のハンチングだと思うが、もしかしたら西武ライオンズのキャップかもしれない。その場合は真新しくて、ちょっとサイズが合ってない。
くすんだレンガ色のジャケットに青いようなグレイのようなボタンダウンのシャツ。
選挙カーを取り囲む微妙な数の人々。密集しているかと思えば隙間もちらほら。
そんな聴衆に向け、彼は自分の名前をフルネームで告げる。そして。
「と言ってもわかりませんよね」(笑顔で帽子のつばに指をそえながら)
「このハゲぇ〜」(と言いながら大きく弧をえがいて帽子をとる)
(聴衆)おお〜(遠くで若者の爆笑する声)
彼はあいまいな笑顔を浮かべるが、それは聴衆ではなく、選挙スタッフに向けられた、「これでいいんだよね?」という意味合いの笑顔だ。
もうあとはどうでもいいんだけど、彼はたぶん、「職場のパワハラに苦しんでいる人々のお力になりたいと立候補しました」とかいった内容の続けるだろう。「立候補」の前に「恥をしのんで」と付け加える確率も高いが、もうどうでもいい。聴衆の興味は帽子を取った時点でゼロになってるから。
ああ、
立候補してくれないかな、あのこのハゲ。
投票はしねぇけどさ。

 

blinkpanda