ノーベル文学賞はああいうことで、それはそれでいいんだけど。
ノーベル文学賞って、候補者を事前に発表してその中から選ばれてるわけじゃなくて、突然発表されてるんですね。
それならなぜ村上春樹は毎回毎回毎回毎回受賞を期待されるのか?わかんないよね。おかしいよね。
わかんないので調べてみたら、村上春樹は2006年に「フランツ・カフカ賞」というのを受賞していて、その賞を受賞した人がふたりばかりノーベル文学賞を受賞してるんだって。
それと英国のブックメーカー(賭け屋)が、村上春樹を有力候補者にあげてるんだって。
賭けを成立させるために無理矢理出走させられているように見えちゃうのは私だけでしょうか。
村上春樹ファンはむしろこの状況を憂い、怒るべきでは。
カズオ・イシグロがノーベル文学賞に決まった時のテレビの報道を見ていたら、「村上春樹とお互いにファン」とか「村上春樹の弟分」みたいな言い方してたよ。ノーベル文学賞に関しては村上春樹抜きで語ってはいけない決まりでもあるんだろうか。なんかバカっぽい。
いっそ日本アカデミー賞みたいに「日本ノーベル文学賞」とか作って村上春樹に受賞させちゃえばいいさ。どうせバカっぽいんだからどこまでももういいよ。

なんてことを考えていてふと思ったのは、文学賞とか勝手に作っていいのかなぁ、ということ。
勝手に有名作家を候補に並べて(もちろん落選作家村上春樹は毎回ノミネート)、みんな落としちゃうのね。「該当作なし」とか言って。みんなにいちゃもんつけちゃうんだ。やれ「深みがない」だの「掘り下げが足りず残念」だのなんかそういう曖昧な評価で。
専用サイトとか作って「最有力候補は村上春樹!」とか「受賞に一番近いのは村上春樹。関係者明かす」「悲願!春樹今度こそ!」みたいな記事を毎回アップするのね。で、毎回落選。「村上春樹また受賞を逃す(三回目)」。で、こき下ろしちゃう。「テーマの価値は認めるが深みがない」とかいって。他にも勝手に有名作家を並べては叩き落とす。毎回毎回。

そんなことして何が楽しいんだか。

 

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