孤児として施設で育った音楽天才少年エヴァンが両親と会いたくてさすらううちにいろんな音楽的な出会いをしてハラハラドキドキウルウルする映画。
音楽的要素の少ない人生を日々送っている私ですが、これは良かったです。ハラハラウルウルしました。

音楽が重要な要素ではありますが、他にも誰でもわかる要素がいい具合に入ってるからでしょうか。

「両親に会いたい」という主人公の願いが行動の動機になっていて、最後までそれを通す物語なので、主人公にとって良い出来事と悪い出来事がわかりやすく、ハラハラしたり一緒に笑ったりできる映画でした。
終盤にいろんなものが収斂していく過程はなかなか快感です。
ラストも、くどくど見せるような野暮なことをせずに、誰もが結果が分かったところでスパッと終わっていて良かったです。
魔法使いや妖精が出るわけじゃないけど、ジャンルとしてはファンタジー映画になるのかなぁ、と思いました。
原題は“August Rush” 。オーガストラッシュ。プロレスの技の名前みたいで、「さぁ感動しなさい」と言われているような邦題とは全然違いますが、どういう意味かは映画を観るとわかります。『バス男』の原題が “Napoleon Dynamite” なのと似たようなものでしょうか?違うでしょうか?
主演はフレディ・ハイモア(正式にはAlfred Thomas “Freddie” Highmore だそうです。長い!)。『チャーリーとチョコレート工場』のチャーリー役が有名なようですが、調べるとこの人ファンタジー系の映画にたくさん出てますね。CGアニメの『ATOM』“Astro Boy” でアトムの声をやったりしてます。ちなみに『ATOM』の日本語吹き替え版のアトム役は上戸彩です。関係ないけど。
変わったところではTVドラマシリーズ『ベイツ・モーテル』“Bates Motel” でノーマン・ベイツ役もやっているそうです。『サイコ』のノーマン・ベイツですね。全5シーズン作られたということなので人気があったのでしょう。何人も殺されちゃったんでしょうか。
監督はカーステン・シェリダン、脚本はニック・キャッスル。 ニック・キャッスルは『ダーク・スター 』“Dark Star”や『ニューヨーク1997』“ Escape from New York” に出演している俳優でもあります。
涙と感動の音楽映画と見せかけてなかなか奥が深いそのスジ映画『奇跡のシンフォニー』“August Rush” 。おススメですよ。

こちらは『ベイツ・モーテル』のジャケット。こんな顔になってました。よその子は成長が早い早い。


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