はい。始まりました。またまた新企画。
私の大好きな特撮テレビ。
新番組が始まる時はワクワクドキドキしたものです。
でも、あれ?あれれ?
第1話は鮮烈に覚えているのに、最終回はあれ?どんなんなって終わったんだっけ?っていう番組、けっこうありません?
というわけで、amazonプライムビデオで、無料で大量に観られる特撮番組を観ていての思いつき企画。最終回だけ観てみようコーナー。
第1回は『超人バロム1』。
なぜ『バロム1』かというと、私が大好きだったということと、第1回だから。1ってことで。ね。ね。
それと、私が『超人バロム1』を好きなのは、実生活でのある出来事が大きな理由なのですが、その話はまたいつか。
こういう企画なので内容に触れます。つーかあらすじに沿ってのお話になりますので、これから鑑賞しようという人は読まないほうがいいかもしれません。

超人バロム1第35話:大魔人ドルゲがくだけ散るとき!!

 

番長:木戸猛とチビ:白鳥健太郎がそれぞれの家に帰ると家は暗く、家族たちもいません。「父さーん!母さーん!」それぞれ家族を探す猛と健太郎。見つからない家族にうろたえる猛と健太郎。
(家族で買い物に行ったのかもしれないじゃん、そんなにうろたえるなよ。電気つけろよ暗いじゃん)
と思いましたが、やっぱりそうではなくて魔人ドルゲに誘拐されていたんですね(第34話の最後でさらわれてました)。
ルロロロロロ〜と街に現れる巨大な大魔人ドルゲ。原作デビルマンでゼノンが世界中にその姿を現わすあのシーンをちょっぴり思い出すデカさ。

走る猛。走る健太郎。アントマンも出現して二人の行く手をさえぎる。しかしそこは友情パワー。二人とも20メートルほどジャンプしてバロム1に変身。アントマンを締め上げて家族たちの行方を問いただすバロム1。
「言え!ドルゲは親兄弟をどこへ連れて行ったのだ」
声がナレーションの人だ。いい声だもんね。

逃げる悪い奴ら。追うバロム。しかしそれはドルゲの卑劣な罠だったのだ。
十字架に磔にされている家族たち。マッハロッドで駆けつけるバロム1。なぜかマッハロッドから転がり下車。アントマンたちをけちれして十字架から家族を解放するバロム1。
「私から離れてはいけない」
「離れるもんか」
「バロム1に助けられたんですもの」
「願ってもないこと」
「二度とないチャンスだ」
「ジョキーン」
家族と思ったのはドルゲ魔人が化けた姿だったのです。「ジョキーン」はハサミゲルゲの鳴き声っていうか掛け声っていうかそういうのだったんですね。ドルゲ魔人に取り囲まれて大ピンチのバロム1ですがそこは最終回、あっという間にみんなやっつけてしまいます。
「ドルゲの卑怯者め!自分が出てきて闘え!」みたいなことをバロム1が言うとドルゲが素直に現れて、
「あわてるなバロム1、ドルゲはすでにお前と闘ったのだ」

「すでに私と闘った?」
「そのとぉり。すべてのドルゲ魔人はこのドルゲさまの体のいち部分だ」
「何!」
で、ここから回想シーンになるのね。主題歌をバックに過去のドルゲ魔人との戦闘シーン。みんなみんなドルゲの一部だったんだね、みたいな。しかしドルゲ魔人は醜いね。そこがいいんだけど。
回想シーンが終わると

「そうだったのか!しかし私はすべて倒した」
みたいなことをバロム1が言うんだけど、ドルゲの起こした大地震で生き埋めにされて死んじゃうんだよねバロム1。生き埋めで死ぬって変だけどさ。

なんで死んだってわかるかっていうと、直後に現れたコプー(正義の神様みたいな存在)がこう言うんです。
「我はコプーなり。ふたたび生きよ」
ね、死んでたわけでしょ?
で、あっさり生き返ってバロムクロス。
一方その頃、さらわれていた猛と健太郎の本物の家族は縛られて滝のようなところに連れてこられてました。
それを見下ろしドルゲが言います。
「きさまたちをアントマンにしてイヤというほど働かせてやる」
ブラック企業ですか。
アントマンは自我を持たずに蟻のように働く日本人のメタファーでしょうか。ならばドルゲ魔人がドルゲの体の一部というのは親族経営の企業のメタファーですか。ちがいますかそうですか。

「悪の手先にされるくらいなら死んだほうがいい!」
お父さんたちが言い、女房子供に同意を求めます。
「覚悟はできてます!」「私も!」
美しい日本の家族愛。しかし。
「いや、その必要はない。バローム!」

かっこよく登場したバロム1が、襲いかかるアントマンをちぎっては投げちぎっては投げ、ドルゲの本拠地ドルゲ洞に潜入します。しかし、ドルゲ洞全体がドルゲだったのです。
「正義のボップを受けてみろ!」
ドルゲ洞の奥にボップを投げ込むバロム1。
爆発するドルゲ洞から脱出すると目の前にドルゲ大魔人が。
「ドルゲ洞全体が」ってあたりと矛盾しているような気がするけどとにかくドルゲ魔人がいて、
「必ず再びやって来る、さらばバロム1」
みたいなことを言って飛び立っちゃうんですね。
「宇宙の悪、絶対に逃がさんぞ!タァァァァァッ!!」
ジャンプして大気圏外にまでドルゲを追うバロム1。お前飛べたんだ。
「やめろ!お前のエネルギーと俺のエネルギーがぶつかれば爆発する!」
容赦なく突進するバロム1。
「ルロ、ルロ、ルロロロロロロォ〜」
大爆発。
「バロムワーン!バロムワァーン!」
家族たちの呼び声。バロム1は死んでしまったのでしょうか。
いいえ。
バロム1は生きていました。あっという間に帰ってきて、ほら、崖の上でポーズをとってます。正義と友情の決めポーズを。

というわけで。『超人バロム1』の世界ではこんな風に世界に平和がやってきましたとさ。お し まい。

blinkkisi