あの日生まれたあの子ももう30歳。「オトーは月刊スターログと」ももう30号。
そんなこの日に送る月刊スターログはこれ。

月刊スターログ日本版NO.66:1984年4月号 定価680円

目次にありますね。「2大SF映画特集」。
ひとつは『トワイライトゾーン』。もうひとつは『さよならジュピター』。
『さよならジュピター』については増刊号を4号出して書き尽くしたのでそちらをご覧ください→オトーは月刊スターログと 増刊1号 そのころ『さよならジュピター』と
でもこの号の『さよならジュピター』特集は、写真はメカ中心、文章は映画の設定、世界観宇宙観の説明がメインで、すごくいいものになってると思います。映画として出来上がったものはアレだけど、『さよならジュピター』全体としての厚みみたいなものは感じられるいい特集になってます。増刊号作成で映画本編を通しや部分で何度も観て、もう一生分観たと思っていましたが、これを読んでいたらまた観たくなってきました。恐るべし。『さよならジュピター』の呪い。

充実の『さよならジュピター』特集

そのころタルコフスキーは『ノスタルジア』“Nostalghia”だった

『惑星ソラリス』、『ストーカー』などのSF映画で知られるソ連のアンドレイ・タルコフスキー “Андрей Арсеньевич Тарковский” (英語では “Andrei Arsenyevich Tarkovsky” )の最新作『ノスタルジア』“NOSTALGHIA” が3月末に日本公開されることが報じられています。
『ノスタルジア』は、タルコフスキーがソ連国外で撮影した初めての映画で、イタリアからカンヌ映画祭に出品、グランプリと同格の「創造大賞」を受賞したそうです。
「創造大賞」って、なんか日本の役所が思いつきそうな名前ですね。「グランプリと同格」っていうのもよくわかりません。チャンピオンベルトがたくさんあるプロレス界みたいなもんでしょうか。
ちなみに私は割とタルコフスキー好きーで、時々むしょうに観たくなります。途中で眠っちゃうことも多いけどそれはそれでいいんです。がんばって起きて観ててもわかんないし。そういうタルコフスキーの「わかんなくてもいいんだよ」ってあたりが好きなのかもしれません。いちからじゅーまで理解しなきゃダメ!みたいな風潮は私の体には合わないみたい。言葉にならなくても何かを感じればいいのです。


ノスタルジア

そのころとにかくトワイライトゾーンだった

『さよならジュピター』と並んだ「2大SF映画特集」のもうひとつは『トワイライトゾーン』“TWILIGHT ZONE”。
往年の人気テレビシリーズの映画版。4エピソードのオムニバス。




それぞれの監督はジョン・ランディス、スティーブン・スピルバーグ、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラー。

なんかすごい顔ぶれ。
ジョン・ランディスが監督したエピソードでは、テレビドラマ『コンバット』や、日本のSF映画『宇宙からのメッセージ』に出演したヴィック・モロー “Vic Morrow” が、撮影中の事故(ヘリコプターの墜落)で、共演していた二人の子供と一緒になくなっています。
映画版の元になったオリジナルテレビ版のエピソード紹介もあり、その一本「IT’S A GOOD LIFE」には『宇宙家族ロビンソン』のウィル少年役で有名なビル・マミイが出演していたそうです。
ビル・マミイは、テレビ版『トワイライトゾーン』の他の何本かのエピソードにも出演している上に、この映画版にも田舎の食堂のシーンで青年ティム役で出演しているそうです。

そのころ由美かおるはワンダーウーマンだった

「本邦SF女優美人帖」という特集があり、当時人気だった薬師丸ひろ子、原田知世の写真から始まってますが、ページをめくると水野久美、浜美枝、河内桃子らの写真が並んでます。さらにめくると多岐川裕美、藍とも子、由美かおるが登場しますが、由美かおるのお尻から太もも、ふくらはぎに沿って「ワンダーウーマンの声も、わたしだったんです」という文字が踵あたりまで下っている。
あーそうそう。やってたよねーワンダーウーマンの声。


紅い旋風ワンダーウーマン【後編】(6枚組) (日本主題歌CD付) [DVD]


さらにめくると松本伊代とか大場久美子とか石田えりとか出てくるんだけど、『俺は御先祖さま』というドラマに出演中のマリアンは、全身タイツの上、石坂浩二に後ろから抱えられるような写真で、セクハラ臭ぷんぷんです。ハラハラセクセクしちゃいます。

というわけで。
石坂浩二セクハラ疑惑を漂わせつつ、「オトーは月刊スターログと」第30回、そろそろお開きでございます。まだまだ寒い日が続きますが、カイロを2枚貼り付けるとかしてご自愛ください。では次回までごきげんよう!さようなら!


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