日々棒組み726 初期高齢者として生きる

いつも使っているクレジットカードの会社から、オススメ介護保険のお知らせが届きました。大きな字で「身内に迷惑をかけたくない」と印刷されてます。
7月で56歳になるのでそのお年頃の人に通知される仕組みなのでしょう。親の介護でお金がかかって苦労してそうな世代。うちは大丈夫だけど。

思えば、私が社会人になった頃、定年は55歳でした。
であれば、もう引退する年ごろ。お年寄りです。どうりで近ごろ朝は体がガチガチでベッドから起き上がるのもひと苦労、会社でパソコンを起ちあげても30分足らずで目の焦点が合わなくなって仕事にならない、風呂に入ればあちこちかゆい、奥歯は全部ガッタガタ、夜中はトイレで目がさめる。
もうなんだろ。
いろいろセーブして我慢して、だましだまし生きている日々。
孫はまだいないが、晴れた日にはお空の向こうから「もういい、もう働くな」という神様の声が聴こえてくる(嘘)。

なんだか意気消沈しているような内容になってしまいましたが、ズブズブ沈んでいるわけではなくて、体調や日々の不安がありながらも、小さな目標や喜びがある毎日を送っています。年齢的に先が見えてきた気楽さと、娘が自立するまでもう少しある責任と、いい具合にブレンドされて、多忙に押しつぶされるでもなく、退屈することもなく過ごしている感じです。
長く生きてこそのバランス感ともいえますが、いい加減な性格なので、「こうじゃなきゃいけない」と決めつけないで、進んだ先でバランスをとりゃいいかな、と思ってます。
そのうちどこかで転落してヒィヒィ泣くかもしれませんが、それまではこんな感じでいいや。

いいよね?

 

blinkkisi

タイトルとURLをコピーしました