ちいさなお子様でも大丈夫。アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第21話「炎上!たくろう火の孤独」を観たら

ねずみ男の悪だくみで遊園地のアトラクションに出演することになったたくろう火。
たくろう火は触れるものすべて燃やしてしまうので友だちがいません。ねずみ男はその寂しい気持ちにつけ込んだのです。
真夏の遊園地で火のアトラクション。
バカか?
と思ったらこれが大ヒット。連日満員でねずみ男は大儲け。

一方たくろう火のアトラクションの隣には西暦3000年の未来からからやってきたロボット、ピグのショーが併設されていましたが、こちらはさっぱり人気がなく、『トリック』の山田奈緒子のショーくらい客が集まりません。
ある夜、客の帰った夜の遊園地内でたくろう火とピグは出会い、友だちになります。
これ。
どういう話?どっちに行っちゃうの?
と思って見ていましたが、CM明けに、ピグが雨降り小僧だというネタバレ画像が映ります。
ははぁん。
火と雨。
ははぁん。
火と雨。そして友情。ははぁん。
鬼太郎暦50年の私は「妖怪ははぁん」になってしまいました。

たくろう火とピグはお互いに意見を出し合いながら芸を磨き、ピグのショーにも客が集まるようになります。
ところが。
客が集まるようになっても儲からないピグのショーは閉鎖が決まり、ピグはプレス機で壊されてしまいます。
怒りに我を忘れたたくろう火。火を吹いて大暴れ。なんの罪もないプレス機のおじさんたちを焼いて食べてしまいます。
鬼太郎が止めに入りますが聞く耳持ちません。
そこへ現れた雨降り小僧。体を張ってたくろう火の暴走を止めようとします。雨降り小僧、つぶらな瞳がかわいいぞ。
なぜ?なぜそこまでするんだ雨降り小僧。
たくろう火を鎮め、建物の火を消し止める雨降り小僧。焼かれて食われたと思われたねずみ男やプレスおじさんたちもペッペッと吐き出されて無事なよう。
黙って去っていこうとする雨降り小僧。

「雨降り小僧、お前があのロボットの着ぐるみを着てたんじゃな」

真相に気づいた目玉親父がつぶやいた(ここちょっと泣ける)。
あらためて友情を確かめ合うたくろう火と雨降り小僧。
それを見た鬼太郎親子、

「彼らならうまくやっていけそうですね」
「違うからこそ助け合える。そういう絆もあるんじゃのう」

🎵あ〜いつの 下駄 のおと がしたんだ

というわけで、第21話はちいさなお子様に見せたいような友情の物語でした。

さて。
来週は。
とうとう牛鬼登場の第22話「暴走!!最恐妖怪牛鬼」!
待ってたぞ牛鬼。

予告の映像も気合い入ってるのがわかります(ここで見られます→ゲゲゲの鬼太郎第22話予告)。
猫姐さんの戦闘モードもいつもとひと味違う迫力。
これは早く観たい!
カルラじゃ!カルラ様じゃ!!

 

blinkani

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