画面が飛び出したり椅子がガタガタしたりプシュって何かが吹き出したりしなくても映画は面白い。『カメラを止めるな』を観たら。

もうねー、泣いたよ。
これから観ようと思っている人は、何も情報入れずに観に行くべきです。いつもこんなこと言ってますが、この映画は特に。
ポスターのコピーも見ちゃダメ。
「何がそんなに?」とか考えるのも禁止。ただチケットを買って映画館に行って椅子に座って目を開いて前を見てなさい。
映画が始まったら一瞬も見逃しちゃダメ。背景でちょっとだけ聞こえる音やセリフも聞き逃しちゃダメ。場面の空気や “間” みたいのも感じておきなさい。そうすればあとでいいことが起こります。
私は公開中の映画に関してはネタバレは書きませんが、何かの手がかりになっちゃう恐れもあるので、この投稿ももう読まないほうがいいでしょう。

正直、最初の方を観ている時は「これのどこがそんなに面白いんだ?」と思い、「ああ、俺はもうジジィだから現代の “いいもの” がわかんなくなっちゃってるのかなぁ」と寂しい気持ちになってしまいましたが、全然そんなことはなく。
普通に人情がある人間ならそこそこジジィでも大丈夫な内容でした。むしろジジィに大丈夫すぎるくらいの映画でした。
特にねぇ、私にも娘がいますんでねぇ。ありゃ泣きますねぇ。
最後はタオルで涙を拭いたよ。マジマジ。

公式サイトもありました→映画『カメラを止めるな』公式サイト

映画を観る前にサイトとか見ないほうがいいと思いますけどね。
目をつぶって耳をふさいで、何も見ず何も聞かずに、走れ映画館へ。車に気をつけて!電柱にぶつからないで!


blinknbpb

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