アヤの「ア」はアートの「ア」

幼いころからお絵描き天才少女と(父親から無理やり)呼ばれてきたアヤさんも今や中学一年生。ちょっとやそっとでは「天才」などと呼べないお年ごろ。

そんな岐路に立ったアヤさん、中学校には部活というものがあり、みんなどこかの部に入らなければなりません。
アヤさんは悩み、そして決断しました。
決断して入部しました。
美術部に。

最初は仮入部で、鉛筆画の練習です。

美術部活動作品

作品1.花瓶

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仮入部で花瓶を描いてきました。
「すごく楽しー」と言ってました。本入部確定。

作品2.円柱

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仮入部では楽しく花瓶を描かせてもらいましたが、本入部したからには楽しいものばかり描かせてもらえません。基本から。
円柱が世界すべての基本です。

作品3.手

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次の課題は「手」。
自分の手を見て描いてみましょうという課題だったそうで、これがアヤの手です。
私の血をひく「小指曲がり族」であることがはっきりわかります。讃えよ小指曲がり!

作品3.上履き

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上履きです。
正直たまげました。全体の形もしっかりしているし、細部もきっちり描き込んでます。縫い目とか。これ履けそうです。
絵はすごいなと思いましたが、片足だけ上履きを脱いだ状態で絵を描いている姿を想像するとちょっと笑っちゃいます。

夏休みの宿題

美術部の活動の他に、学校の夏休みの宿題でも絵を描きました。
課題は「夏の風景」。
熱中症などの心配があるので写真などを撮ってそれを描きましょうという注意付きの課題です。
裏に住んでるおばあちゃんが水まきしている場面を描くことにしました。

大きい絵なので部分から(すべて製作途中です)。

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葉っぱにトンボがとまってます。
羽が透けているのがこだわりポイント。



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これも葉っぱ。下絵でおばあちゃんの足が描かれているのが確認できます。


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全体はこんな感じ。


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おばあちゃんに色が付きました。写真どおりの青い横縞のシャツ。こまけー。



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こまけーが実感できるようにおばあちゃん大きめの図版。こまけー上にシャツの影がリアルです。
サンダルも青の縞でコーディネートしているおしゃれなおばあちゃん。

こんな細かく凝った絵を描いてて夏休み中に終わるのかよ、と心配された時期もありましたが、この後色を塗り切って、細かい修正を加えて無事、中学校側に提出されました。よかったね。

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