Netflixドラマ『特別捜査部Q』を観てるら

Netflixに『特別捜査部Q』ってドラマがあるのを見つけて、
「なんだこれ?『特捜部Q』のパチモンか?」
と思いながらも気になったので調べたら主人公の名前がカール・マークでした。『特捜部Q』じゃんかよ。
これが主人公マーク・カールのパチモンドラマだったら面白かった(?)のですがそううまくはいかず、あの『特捜部Q』でした。
「科学特捜隊」は「科特隊」。そういうことでした。

Netflix『特別捜査部Q』

てことなら観ないわけにいきません。
エピソード9まで配信されているうちの5まで観ました。
原作小説の1作目、映画化もされた「檻の中の女」がドラマ化されています。原作の骨組みや登場人物の個性はうまく残しながら変えているところも多々あって、原作ファン、映画版ファンも充分楽しめるようになっていると思います。

ストーリーに差し障りない差異について言うと、舞台がコペンハーゲンではなくスコットランドのエディンバラになっています。
カール・マークの相棒になる男の名が「アサド」ではなく「アクラム」になっています。原作のアサドは、正体はともかく表面的には時にユーモラスな面が多くありましたが、アクラムは真面目キャラ(正体はともかく)で、スタートレックのバルカン人みたいな感じです。有能なところや体術や人間のあの辺を掴んでああしちゃうところとか。
「シリアのアサド」ではなんかまずかったのでしょうか?原作の『アサドの祈り』までドラマ化されるかどうかはわかりませんが(できれば全作ドラマ化希望)。

あと4エピソードありますが観るのがとても楽しみです。繰り返しになりますが、原作、映画版のイメージを損ねることなく、それでいて新しい印象も加えてくれる秀逸なドラマだと思います。
さらに調べたら、あの『クイーンズ・ギャンビット』の脚本、監督の作品だそうです。そりゃ面白いわ。

Netflix『クイーンズ・ギャンビット』

こちらは原作 →『特捜部Q―檻の中の女―』

blinkkisi

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