日々棒組み760 手順

めんどくさいので詳しくは書かないが、会社の仕事でETCカード無しで首都高に乗ることになった。
めんどくせーな。
と思ったが、前は普通にそうだったわけだし、一回停まって現金で払えばいいだけのことだ。前にやっっていたことができないわけがない。
あ、そういえばETCなら乗る区間に応じて自動で金額が決まるが、現金払いだとどうなんだろ?一律料金なんだろうけどいくらなんだろ?
万事準備に怠りない私がネットで調べると現金車は「一律¥1,300」だった。私が現金で乗っていた最後の頃は¥700だったような気がするが、倍近くなってるんだ。へぇー。
往復で¥2,600。最近はほとんどクレジットカード払いにしてるので、手持ちの現金を確認すると、そのくらいは財布に入っていた。
入り口でもたつきたくないので、千円札1枚と百円玉3枚を車のドアのポケットに用意して出発。

板橋本町ランプの坂道を登ると直進が「ETC専用」右側が「ETC/一般」。
右の車線出て「ETC/一般」の入り口に。手前の看板にも「普通車 ¥1,300」の表示。よしよし、調べた通り。

料金所の窓口にピタリと車を着ける。遠いとお金渡すの大変だからね。すべてかつての手順通り。普通にやってたんだこういうこと。簡単簡単。

係のおじさんが窓口から
「普通車1,300円になります」
と言ってる間にかねて用意の1,300円を想定手順通りにサッと取り出し素早く、
コツン
ってあれ?

あ、窓開けてなかった。
右手でお金持ってたから左手で窓を開けるボタンを押すって、ちょっぴり不自然な体勢。
ああ。
かつては普通にやってた手順だが。その通りやるだけじゃん、と思っていたがだがしかし。頭で考えたように体は動かないものだな。昔はきっと何も考えずに窓なんか開けてたな、などとと思いながらま、いいやと気を取り直し、高速に入ろうとしたのだが、「ETC/一般」の入り口は右にずれているため、本線に入るためには左側の車線に合流しなければならない。
ならないのだが、左側は「ETC専用」なので、徐行はしているが、基本停まらずに車が走り抜けて行き、なかなか入るタイミングがつかめない。合流車線は極端に短いし。
思わぬところで一般車差別。

結局ETC車が途切れるまで停まって待った。

そして用事を済ませて帰りの高速入り口。
右手に1,300円を持って、左手で窓を開けている私がいた。

事故なく無事に帰ってきてなによりなにより。


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