こんな本読んでたら読んでるら記録報告2019年12月21日

今年もあと10日。年末年始のお休みは読書の大チャンス!読みたいと思っていたあの本この本、全部買っちゃいましょう。
そして結局大量に読み残して春までかけてゆっくり読みましょう。
そんな虚しい希望に胸を膨らませる毎年の暮れ。
というわけでシリーズ「こんな本読んでたら読んでるら報告」も早いものでもう第何回だか(数える気無し)。

ここんとここんな本を読み終わったり読みかけだったりの紹介です。

小説部門

『悲しみのイレーヌ』ピエール・ルメートル/著 文春文庫

悲しみのイレーヌ

「カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ」の第1作です。これは読了しました。
殺人死体の描写がスプラッタホラーで怖くなります。でもその死体の様子が事件の大事なポイントなんですね。しっかり読みましょう。気持ち悪くなるけど。
この小説にはヴェルーヴェン警部たちが追う事件そのものの他に大きな仕掛けがあって、それに気づいた時は「おー!マジかよ!そんなのありかよ!もう一回読めっていうのかよ!」という気持ちになります。なかなかもう一回は読めませんけどね。460ページくらいあるし。
私はシリーズ第2作の『その女アレックス』を先に読んでしまいました。シリーズ2作めとは知らずに。
事件は独立しているのですが、『その女アレックス』には『悲しみのイレーヌ』で起こる、“ある大事なこと”が書かれていて、知らずに読んだ方がハラハラドキドキ度が大きいと思います。シリーズは順番通りに読みましょう。
というわけで、シリーズ第3作『傷だらけのカミーユ』も手元にあるので、この年末年始に読もうかな、と思ってます。
たぶんまた血まみれ残虐事件が起こるのでしょうが、そんな年末年始もまた良いものでしょう(か?)

『母の記憶に』ケン・リュウ/著 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ

母の記憶に

ケン・リュウ第二短編集。
これは読んでる途中。Kindleの表示によるとただいま「37%」だそうです。紙の本が526ページなので194ページあたりになりましょうか。
短編16本収録のうち7本めを読み終わったところです。
割とベタなSFあり、歴史情緒ファンタジーあり、社会派あり、家庭の事情SFあり、皮肉なユーモアありで読んでいて楽しいです。
やや長めの「レギュラー」はサイボーグ女探偵が主人公のハードボイルド。
サイボーグボディのハード描写やアクション、謎解きもありで楽しませていただきました。
ここまで読んだものは女性が大活躍でした。男は既得権やら性癖やらに縛られたろくでもないやつばかりでした(例外あり)。年末年始には残り63%読み切るつもりです。

ノンフィクション部門

『ヒトラーとナチ・ドイツ』石田勇治/著 講談社現代新書

ヒトラーとナチ・ドイツ

これは読了しました。
表紙画像に「なぜ文明国ドイツにヒトラー政権が誕生したのか?」というコピーがあります。
第一次世界大戦後の世界の流れや、ドイツ国内の政治のバランスやらがヒトラー政権を生み、育てていった、というようなことが書かれていました。
その場の瞬間的な状況を強調したり、二者択一しか無いようなものの言い方をする人間は要注意、落ち着いて長い目でものを見ないと、気づいた時には取り返しがつかないことになります。あなたもあなたも私もみんなで気をつけましょう。

『謎の独立国家ソマリランド』高野秀行/著 本の雑誌社

謎の独立国家ソマリランド

世界には物騒な地域がたくさんありますが、ソマリアもそのひとつですね。
ソマリアといえば海賊。少し前に『キャプテン・フィリップス』という映画を観て、その印象が強まりました。
その「崩壊国家」とまで呼ばれているソマリアの北に「ソマリランド」という、比較的平和な同じソマリ人の国があるということはあまり知られていないそうです。
「いないそうです」っていうのは、私が世界の何かを知らなくても割と普通のことですが、そういうレベルでなく知られてない、話題になることが少ない国だそうです。
遠くの「比較的平和」な国をわざわざ話題にはしないということでしょうか。
そんな国ですが、「行ってみるといろいろあるよ」ということが書かれた本です。
500ページあまりの本の198ページまで読みました。
ソマリ人は多くが遊牧民族なので、定住が前提の「住所」というものは身分の証明にならず、替わりに氏族の名前を大元から名乗っていくことがアイデンテティの表明になるそうです。
他にも日本人とはだいぶ違うソマリランドの人々の言動が次から次に出てきて、好感が持てたと思った直後にトラブルの原因になったりします。
自分では絶対行かない国の絶対出会うことのない人々ですが、私はソマリランドには住めないなぁ、と思いながら読んでます。
あと300ページくらい。この年末年始の休みで読了したいです。

漫画部門

『アドルフに告ぐ』手塚治虫/著

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学生時代の友人に「なんか面白い漫画教えて」と訊いたら「面白い漫画?そりゃお前、手塚治虫の『アドルフに告ぐ』だよ」と教えてもらったのは今から30年以上前のことでした。やっと読み始めました。せっかく教えてもらったのに読まないでいる間に年号が2回変わってしまいました。ハセベくんすまん。

全5巻の第3巻に入ったところまで読みました。
普段あまり漫画を読まないのですが、たまに読むと構図だとかコマ割りだとかの工夫に気づくことがあって、なかなか新鮮です。
読んでいると昔の日本映画を観ているような気分になります。
この年末年始の休みには読了の予定です。

忙しいなぁ、年末年始。ずっと本読んでのかな俺。他にも読みかけの本何冊かあるんですよねぇ。
がんばって読もっと。
今回ヒトラー関係の本が2冊入っていますが、全くの偶然です。

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