日々棒組み875 『鬼滅の刃』を読みながら考えたことなど

『鬼滅の刃』は、テレビ放送されたアニメだけ観ていて、そこから先のお話は知りません。
映画も観てません。
観たら絶対泣くので恥ずかしくて映画館に行けません。

そんなある日。
我が家に『鬼滅の刃』の原作漫画第1巻〜第17巻が現れました。
妻が弟から借りてきたそうです。
完結まではありませんが、テレビアニメ、劇場版よりかなり先の話まであるみたいです。

続きはアニメで観たいなーと思いながらつい手に取ってしまいました。まぁ途中までは知ってるわけだしそこまでならいいじゃん。

展開を知ってると結構あっさり感じるもんだなぁ、などと思いながら読んでいて、あることに気づきました。

もうすぐ節分じゃん。

鬼退治じゃん(違うっけ?)。

節分というとお父さんが鬼のお面を着けて、「がおー」とかおどけ脅かしたところに子供が豆をぶつけて「痛い痛い、助けてくれ〜痛い痛い、イタイ!痛いって!マジで痛いから!やめなさいタカシ!タカシ!もうやめなさい!」みたいな感じで子供が半泣きになって気まずくなったところで終了。というのが例年の風景でしたが、『鬼滅の刃』が浸透しきった今年の節分はちょっと違います。

子供の武器は豆ではなく日本刀になっているはずです。
スーパーで売っている節分の豆のおまけも今年は鬼のお面ではなく日本刀になっているはずです(未確認)。

鬼役のお父さんは大変です。
子供たちが「全集中!」だの「〇〇の呼吸!」だの「俺はできる奴だ!」だの叫びながら刀を振り回して襲いかかってくるのです。
調子に乗った子供ほど怖いものはありません。ちょっとやそっとでは鬼は許してもらえないでしょう。器物も破損するでしょう。
「朝日に当たって死んじまえ!」と家から追い出されるお父さんもいるでしょう。
自分の手で鬼の首を切断するまで頑張るお子さんもいるかもしれません。できる奴です。
その時はきっと、鬼の首を取ったような顔をしていることでしょう。

そういえば竈門禰󠄀豆子って「豆」って字が入ってるね。
豆も使っていいのかもね、今年の節分。刀と豆でお父さん鬼ギッタギタ。

それではみなさま、良い節分をお迎えください。

え?うち?
うちは豆まきなんかやんないよ。寒いもん。

*以前書いた『鬼滅の刃』アニメ感想こちら →これで日本も大丈夫。アニメ『鬼滅の刃』を観てるら

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