日々棒組み979 【骨折日記】7.新年を迎えて大きな前進

1月6日
年明け最初の病院。
まずはレントゲン。いつものように右手の甲側から正面とやや斜めを撮影。
そして診察。どんな状態かドキドキしたが、年末に撮った時よりズレてはおらず、骨が着き始めているようだ、とのこと。
よかった。
便秘になるほどカルシウム喰った甲斐があったってもんだ。
さらにガチガチグルグルだったギプスも、入浴時に外せるようにしますとのこと。

なんだろう、この大きな前進感。年末年始の間に私の体は見えないところで頑張っていたのだ。えらいぞ俺の体、つまり俺。
そしてリハビリ科。
いつもの超音波の後にギプスの切断。
切る箇所にマジックで印をつけ、ヴィ〜ンて回る電動ノコギリによく似たカッターで少しずつ、叩くように切ってゆく。
やがて最後のひと叩き。
ギプスはパカっと上下に外れた。

見るからに固まっている小指と薬指。なんだか皮膚がふにゃふにゃペロペロしてる。動かすと指の付け根から甲にかけて突っ張るように痛い。
これか。
これが噂に聞く「固まっちゃう」か。

そして初めてのリハビリ器具「お湯のやつ」。
洗面台くらいの槽にピンクのお湯が張られている。
「手を入れて、できるだけでいいので動かしてください」
自由になった右手を入れ、10分タイマースイッチオン。
左右からグオングオンとお湯が出て循環する。
ウオー、気持ちいいぞー気持ちいいけど動かすとやっぱり痛いぞーでもずっとやっていたいぞこれー。
ところが。
タイマーがあと2分になったところで、
「もういいですかね」
とスイッチを切られた。
いくないよ。あと2分やらせろよあと2分。
と思ったが口には出さず、軽いマッサージの後ギプスを下半分だけ装着して包帯で固定して終わり。
ギプスの上半分は切断した時に細いところが割れて使えなくなったのだ、
患部は手の甲なのでどちらかといえば上側を保護したいところだが割れちゃったんだからしょうがないか。
そんなわけでまぁ順調というか見通しが立ってきたので。
そろそろ会社行くか。

blinkjitu

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