クソみたいな本に埋もれて泣いているいい本を一冊でも(二冊でも三冊でも)救おう運動を始めるだら

なんでそんなことになったのか。
自分のことを神様だと言っている10歳の女の子の本ていうのがあって、紹介やレビューによると、母親がその子の信者みたくなってたり、本の中で対談してる絵本作家も神様っていうことになってたり、なんかいろいろクソで気持ち悪くなっちゃったんですね。そんな本出した出版社も含めてクソクソ。あーきもち悪りぃ。

この本のクソさは特殊だが、思えば世の中はクソみたいな本に満ちている。
なんていうんだろう、スピリチャルでも(俺は読まないけど)、自己啓発でも(俺は読まないけど)、本気でちゃんと誠意をもって作ってればそれはそれでいいんだよね。救われる人もいるんだろうし(俺は絶対読まないけど)。
それがなんかさぁ、出版の流通形態とも関係あると思うけど(資金繰りとかさ)、適当に作ったようなスカスカなクソみたいな本がいっぱいあるよね。貧すれば鈍するとはこのことだ。書店は出版社の便所か?取次はバキュームカーか?
クソみたいな本にリソース割いてるから(売り場の棚とか)いい本が埋もれてクソと一緒にバキュームされちゃうじゃんか。
と断じて(反論お断り)。
これからいい(と思われる)本のレスキュー活動を開始いたします。

「読まなきゃ本当にいい本かわからないじゃん」という致命的な欠陥のある活動ですが、そこはそれ、行動することに意味があるわけですよ。あまり外すようでしたら方法を考えます。また、皆様からのオススメの本も大募集いたします。
ブログのコメント、サイトの掲示板、直のお友達はFacebook、LINE、お手紙、お電話、突然の訪問など、方法は問いません、いい本教えてください。ネット、新聞、テレビ、ラジオでこんな本紹介されてて面白そうだったよ、でもかまいません。ソースは問わないのでぜひ教えてください。
私が読めなくてもここで紹介させていただきます。
読んでみたらクソだった情報も募集しております(通報者の秘密は守ります)。
紙の本、電子書籍問いません(対立するものとして捉えたくないので)が、書店に行くのが好きなので、書店で本を選ぶ楽しみも込みの活動としたいと思います。

「書店員が売りたくない本」を選ぶ裏本屋大賞みたいのがあれば読者としては面白そうだけど成立しないよなぁ。

というわけで、今から本屋さんに行ってきまーす。


ただいまー。
いい本見つけられなかったー。
まぁそんな日もありますって。そういうのも含めて本屋さんに行くのは楽しいよね。じゃ!

ってそれではあんまりなので一番最近(言葉重複してる?)買った本を紹介します。
これ↓

白井聡 著『国体論 菊と星条旗』(集英社新書)

敗戦直前の話に必ず出てくる「国体護持」の「国体」です。
敗戦時に日本政府が何より心配していた国体護持。その「国体」が今でもこの国に形を変えて存在している、っていう話でだそうです。
敗戦時、「国体護持」に拘ったばっかりに起こらなくてもよかった悲惨なことが数々起こったのは知っていましたが、今でもそれに代わるものがある、と。そういうことらしいです。
できるだけ早く読んで感想アップしたいと思います。
と同時にジャンル問わずいい本レスキューしていきますのでよろしくお願いします。

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