活字の子

いろんな意味で怖いホラー小説『ぼぎわんが、来る』を読んだら

「来る」といえば魔太郎か貞子だと思っていたが今や「ぼぎわん」も「来る」のだ。なんだ「ぼぎわん」? ぼぎわんが、来る 澤村伊智 (著) 「ぼぎわん」という言葉については読めばそれなりにわかるけどここには書きません。これから読む人もいるからね。...
活字の子

『キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論』を読んだら

仕事のための読書というのが全くできなくて、この本も興味だけで読みました。毎日のお仕事はマーケティングとか関係ないし。そこそこボリュームのある本(紙の本で360ページ)ですが、大事なところはそんなに多くなくて、前半だけ読めばいいかな、って感じ...
アニメ

ちいさなお子様でも大丈夫。アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第21話「炎上!たくろう火の孤独」を観たら

ねずみ男の悪だくみで遊園地のアトラクションに出演することになったたくろう火。たくろう火は触れるものすべて燃やしてしまうので友だちがいません。ねずみ男はその寂しい気持ちにつけ込んだのです。真夏の遊園地で火のアトラクション。バカか?と思ったらこ...
活字の子

金さえあれば神にもなれる。長かった全7巻。アレクサンドル・デュマ作『モンテ・クリスト伯』“Alexandre Dumas COMTE DE MONTE-CRIST”を読んだら

「巌窟王」。すごい言葉ですね。さぞ厳格で頑固な王様なんでしょう。でもそういう話じゃないんです。無実の罪で捕らえられ、過酷な懲役刑に服し、その間に人生で大事なものをすべて失った男の復讐の物語です。読む前の知識はこの程度でした。自由の身になった...
オトーは月刊スターログと

マックスゴジラみゆきに楳図!豪華盛り合わせ!オトーは月刊スターログと #36:1985年7月号

昔のほうがよかったよ。だって昔はこんなに暑くなかったもん。というわけで。猛暑に痛めつけられながらの「オトーは月刊スターログと」灼熱の第36回はこの号だす。 月刊スターログ日本版NO.81:1985年7月号 定価750円 表紙は『マッドマック...
活字の子

「信じてないのかね?」松本大洋『GOGOモンスター』“GoGo Monster”を読んだら

小学校が舞台だということと、子供にだけ感じられるものを扱っているからでしょうか、いとうせいこうの『ノーライフキング』を思い出しました。こういう話だよ、って説明するのが難しい漫画ですが、がんばって言葉にしてみます。  『GOGOモンスター』 ...