日々棒読み002 NHK Eテレで『ミクロワールド』を観てるら

毎週金曜日の夕方、NHK Eテレで『ミクロワールド』という5分くらいの番組を放送していているのを録画して観ています。これが毎回面白くて、週に5分のお楽しみ。
顕微鏡撮影とでもいうのでしょうか、小さな生物、タニシとかコケとかカビとか粘菌とかの生態を拡大して見せてくれます。

ヤマビルの回では山歩きをしている人のソックスの中にいつの間にか潜り込んだヤマビルに血を吸われるのを実演してました。ちゅうちゅう吸われてヤマビルがまるまる膨らんでました。血を提供した本人は嫌だったと思います。

生命力が強いので有名なクマムシも取り上げられていました。
南極や、場合によっては真空中でも死なないと聞いていたので、南極とか北極とかチョモランマとかそういう厳しい環境のところに棲んでいるのかと思ったらそこらのコケの中に普通にいるそうです。
水分がなくなると手足を丸めてタルのような形になって凌ぐそうです。「乾眠」というのですが、SF小説『三体』に出てくる三体星人がこんなことする奴らでしたね。

妻も一緒に観ていて、カタツムリの回で「歯舌」が出てきた時に、
「あ、これ見た」
と言うので、
「それはタニシの回だよ」
と教えてあげました。
タニシは歯舌で田んぼの水底を掃除するのです(ちなみに日本には4種類のタニシがいます)。
カタツムリは「陸の巻き貝」なので、生態も似ているのです。
ちなみに親タニシの貝殻に小さな子タニシがふたつみっつ貼り付いているのはなかなか可愛い絵面です。

落ち着いたナレーションで、「学校の教材みたいだな」と思って観てましたが、学校の教材用でした。

NHK for School 『ミクロワールド』

「カビの秘密」という回があって、肉眼でもよく見かけるみかんに生える白と緑のカビ、イチゴに生える白いカビがどんなふうに生きているか詳しく教えてくれるのですが、じっと観ていた妻がポツリと呟きました。

「そろそろお風呂場のカビキラーしなきゃ…」

blinksaba

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