日々棒読み009 秋の虫はえらいよね

果てしなく続くかと心配された今年の猛暑でありましたが。
このところあの、「ふざけてるような高温の日々」に比較すれば「やや涼しいと言えなくもない気がするけどよく考えると普通に夏」な日が挟み込まれるようになりちょっとだけホッとできます。
リーリーリーコロコロコロルルルルルルと、秋の虫の声も聴かれるようになりました。
秋の虫は「ふざけた猛暑日」だけだった9月の初め頃にはもう鳴き始めていて、気温関係なくカレンダー通りの行動に「なんか真面目だな、秋の虫たち」と思ったものです。
まぁ「交尾したい交尾したい交尾したい」と叫んでるわけですが。お庭で。

そう考えると、イソップの「アリとキリギリス」のキリギリスも別に遊んでいたわけではなく、「交尾したい交尾したい交尾したい交尾♪交尾♪交尾〜♪」と歌っていたわけです。子孫を残したいがための必死の行動をとやかく言われる筋合いはないのです。アリごときに。でも働き蟻は交尾しないので、やっかみみたいのがあったかもしれません。「交尾交尾うるさいわよあんた」みたいな。「あたしら働くだけ働いて死んでいくのよ交尾もしないで」みたいな。「冬になったら死んじまえ」みたいな。

最近虫の本を読んでいるので虫の心が少しわかるようになってきたみたいです。

虫・全史 1000京匹の誕生、進化、繁栄、未来

というわけで、「秋の虫は交尾に必死でえらいよね」というお話でした。
あと全然関係ないけど「もうしょ」って誰か『三国志』に出てこないかな、と思って調べてみたのですが出てきませんでした。
来年の夏も同じこと調べそうなので記録として書き残しておきます。

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