日々棒読み010 「くがつもはつか」だとよ

「明日から9月」とか呑気なことを言っていたのはあれは一体いつのことだったでしょう。それはもちろん8月31日のことでした。
それがもう9月20日。
どういうことだくがつはつか。
世間は「異常気象」で大騒ぎだが、「異常時間経過現象」についてはあまり危機感を持っている様子は無い。
自分で言っといてなんだがもっといい言い方はないのか「異常時間経過現象」。

それはそうと。
ふざけているとしか思えない猛暑もひと段落、やっと秋の気配を感じられる気候になってきました。

涼しくなったからでしょうか、我が家周辺ではトノサマバッタの目撃情報が相次いでいます。秋の使者ですね。

19年ほどカレンダーの仕事をしていたので、毎年夏の暑さからの解放は繁忙期の入り口を意味していて、日に日に憂鬱になる時期でもありました。「秋の行楽シーズン」とかいう腑抜けたシーズンとは無縁の19年でした。

でも今年からは違います。
もうカレンダーとは関係のない仕事になったのです。暑さからの解放はそれだけの、ただそれだけを味わえばよいものになったのです。なんと人間らしい生き方でしょう。爽やかな秋晴れの日々が楽しみです。ビバ日本の四季。
19年続いたカレンダーの呪いからの解放。9月終わり頃から12月の初め頃までの憂鬱な日々の消滅。なんと清々しい人生の夜明けでしょう。

と思う反面。
12月上旬のあの、
「あ〜終わった終わった今年も終わった終わった終わったあとはクリスマスと年末年始だけだ」
という「濃い解放感」みたいのも味わえなくなってちょっと物足りない念かつ年始になるかな?とも思ってたりします(去年はその「素晴らしい解放期」に右手を骨折してどん底人生でしたが)。

とはいえ、「濃い解放感」が無くともクリスマスから年末年始への空気は心踊るもの。
それまでゆるゆると、何より転んだりしないで無事生き抜いて、その空気にゆったり浸りたいと思っております。

blinksaba
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