611 涙の千本ノックミの巻

加齢による嚥下障害が疑われる私が血のにじむ努力の末それを克服する方法を考案した話はこないだしたよね(→日々棒組み609 しっかりのっくみましょう)。

というわけで、はじめました、千本ノックミ。
そう。涙の千本ノックミ。自分を情け容赦なく厳しい茨の道に追い込む修行的行為に悲壮感を覚えつつ千本ノックミはじめました。

のど仏の周囲にあるノックミ筋を締め、緩め、締め、緩め、締め、緩め、この繰り返し。これを千セット。毎日。
締め、緩め、締め、緩め。何かを食べているわけでもない、喜びも報いもない千本ノックミ。

締め、緩め1セットで約1秒。
1分で60セット。
10分で600セット。
……。

15分で1000セット。

15分?
あ、そんなもんなんだ千本ノックミ。
へ〜。
あんまり悲愴じゃないな。

まぁでもほら、
なんの喜びもないわけだから。
でもやるわけだから。
ギュッギュッギュッギュって。ノックミ筋をさ。ギュッギュッギュッギュって。
ああ、そういえば昔『ディープ・スロート』ってポルノ映画があったっけなぁ(観てませんが)、とか考えながら。
キャッチコピーが「喉の奥に性感帯を持つ女」とかだったなぁ(くどいようだけど観てません)。

どーなってんだろ、その女の喉の奥。
きっとノックミ筋が発達してたんだな。
ひょっとしたらやってたな、千本ノックミ。
いや、万本ノックミだったかもしれない。語感的に。
俺も千本ノックミを続けていれば「喉の奥に性感帯を持つ男」になれるかもしれないな。
まぁ、
もしめでたく「喉の奥に性感帯を持つ男」になったとしても、それを活用したいとは全然思わないけどな。

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