というわけで長年使ってきた SoftBank に別れを告げ、docomo に乗り換えることにしたオトー家の人びと(というわけ、はこちらから→日々棒組み632 さらばソフトバンク、むしろボーダフォン、あるいはそもそも J-フォン。我が家が SoftBank をやめた理由など)。
今度はドコモショップへ殴り込みです。人生初ドコモ。大丈夫だろうか?なにかドコモちっくな作法があったりはしないだろうか?二礼二拍手とか。
行きやすさやらなんやら総合力で判断して、イオンレイクタウンのドコモショップへ。
SoftBank ショップの前で愛想をふりまくロボットpepperくんから目をそらし(ごめんよ。うちでは飼えないんだ)、隣のdocomoへ。
二礼二拍手して店内へ(ウソ)。
たちまち寄ってきた店員に、
「乗り換えで iPhone6S もしくはそれに準ずるもの合計3台を買いに来た」
みたいなことを小声で告げる。
簡単な説明の後、詳しくはあちらで、と奥のテーブル席に案内され、座って待っているとさっきとは別の詳しい説明の人がやってきた。ちょっぴりおぎやはぎのどっちかに似てる。
おぎだかやはぎだかはこちらの趣旨を把握してから来たようで、話がサクサク進んで気持ちいい。
私はiPhone6S の容量64GB、オカーは6S の16GBでいいかな、アヤは何ならSEでもいいかなと小声で言うと、SEは品切れ中で、何ヶ月も待つことになるという。じゃ、アヤもiPhone6Sで。
料金プランをあれこれ説明されたが、事前にシミュレーションしてきたので話がサクサク進む。おぎだかやはぎだかもさぞかし気持ちよかったことだろう。
カケホーダイライト、シェアパック5GB、なんか保険、をつけて3人で月々17,000円くらい。これならソフトバンク置き去りのショウヘイの分を入れても今より数千円お安くなるので、血も涙もない SoftBankに巻き上げられる3万何千円も半年かそこらで回収できる。どうだ!
あ、そうそう大事なことを忘れてた。
「一台は中学生の娘が使うんだけど学割サービスみたいのは、」
と、恥じらいながら尋ねると、
「学割はシェアパック15GB以上のご契約が条件になっています」
おぎだかやはぎだかは、申し訳なさそうな空気をちょっぴり漂わせつつきっぱり言った。
なんだよ。
テレビじゃガクワリガクワリうるさいくらいに言ってるくせになんだよ。3人で15GBなんて絶対つかわねーよ。
涙ぐんでる私をかわいそうだと思ったのか、お家の光回線をドコモ光にすると両方で割引になってトータル通信費的にお得ですよ、と教えてくれた。
うちはフレッツ光なので、ここで申し込むだけで、工事やら手続きやら無しで移行できるらしい。ひかり電話もそのまま。ならいーや。
「じゃ、それで」
最後に三人で端末の色を決めた。私がシルバー、オカーがローズなんとか(メタリックなピンク)、アヤはゴールド(自分で選んだ)。
やれやれこれでめでたく乗り換え、と思ったら、おぎだかやはぎだかが言った。
「ではあちらのカウンターへどうぞ」
言われるままにカウンターに着くとまた別の男が現れて、契約の確定作業が始まった。
一台ずつ設定やら何やらソフトバンクからの乗り換え手続きやらをやっていく。
事前にソフトバンクで発行してもらったMNP予約番号はここで使う。
それぞれメールで届いた番号と電話番号を手書きで書き出しておいたので、それをそのまま契約係に渡した。手書きしたのがアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のメモ帳の裏だったので、それを見つけたアヤが指さして笑う。係の者がメモを裏返しませんように。
基本的におぎだかやはぎだかとした話を確認しながら登録作業が進むが、オカーの番になった時に、期間限定キャンペーンがあって、16GBでも64GBでも月々の負担は同額(総額も)ということがわかり、それならと64GBに変えてもらう。アヤのも。
あと、これをこうするとこうなってちょっとお得(どこがどうなるのかよくわかんないけどとにかくお得)だというからそうしてもらったり、こうしてくれたらこれをあげる、というからそうしてあげて液晶画面に貼る強化ガラスのあれをもらったりして、手続き終了。
結局月々いくらになったかわかんねーや。でもいーや、お腹すいたし。
家で端末やらアップルIDやらアプリの設定やらを黙々と行う。アプリはそのままログインできるものと、ログインし直さなきゃならないものがあって、IDやらパスワードやら調べながらになると結構たいへん。ソフトバンクのキャリアメールで登録しているサービスなども変更が必要。けっこうめんどくせ。
あと、アップルIDはメールアドレスをIDにして作るけど、それをキャリアメールにしていると乗り換えた時ちょっとややこしいことになる。私はGmailでアップルIDを作ったが、オカーはソフトバンクのメールアドレスがアップルIDになってた。あーあ。
あ、そうだ。
アヤのアップルIDを作ってあげなくちゃ、と部屋に行くと、
「もう作ったよ」
だと。
アヤ、恐ろしい子。