映画『さよならジュピター』についてはいつか語りたいと思い続けて何年も経ってるんだけど、果たせないままもうすぐ55歳。
映画公開前に連載、刊行された小説版は映画公開前に単行本で読んで、面白かった記憶があって映画への期待も高まったんだけど(思えば私の中では小説を読んだあたりがさよならジュピター的に最高潮だったような気がする。って話はいずれ書こうと思って幾星霜)、映画を観た後のどこかの時点で本を処分しちゃったんだね。映画を観た後に、「え〜いこんなもの!」って気分になったかもしれないけどよく覚えてないや。しかし。小説版には何の罪もないのに映画のせいで処分してしまった可能性は捨てきれない。
今回電子書籍版があるのを見つけて即買いしたのは贖罪の意味もあったとでもいうのか(って面倒くさい言い回ししてるのはまだ読んでないから書くことがあんまりないからなんだけどさ)。
で、本当に私を即買いに走らせたのは、電子書籍オリジナル特典。
加藤直之カラーイラスト
張仁誠カラーイラスト
映画撮影前のミネルヴァ基地
映画撮影前のスペース・アロー号
宮武一貴のスペース・アロー号
小松左京が描いたスペース・アロー号
張仁誠のコクピットデザイン
小松左京が描いた絵コンテ
もう、ドキドキしちゃう。
これらを見て。
小説版を読んで。
当時買ったムックや映画のパンフレットを見て当時の気分になって。
そしてもう一度映画を観て。
それから語ろうかな、と思った。