以前からその傾向はあったというものの、映画『シェイプ・オブ・ウォーター』を観て、すっかりギレルマーになってしまった私(参照→引き出しの多いギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』“THE SHAPE OF WATER” を観たら)。
そんな私は、値段も顧みず、この本を買ってしまいました。
ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター 混沌の時代に贈るおとぎ話
出版されているのは知っていたのですが、映画を観ていなかったのであまり欲しいとも思わなかったのです。
でも映画を観て、「ああ、これは買うべき本だな」と確信し、注文したものが今日届いたのでした。
そしてああ。
紙の本っていいよねー。なでまわしたくなる。
映画の一場面や撮影風景、クリーチャーを含む登場キャラクターの写真やデザインスケッチが、見開きだったり1ページ大だったり、三面図だったり部分を並べた小さめの図版だったりがセンス良くレイアウトされている。
人間たちの写真もすごくいい具合にレイアウトされているが、やはりクリーチャーのデザイン画やらスーツの製作途中やら、大量のペイント案やらこれでもかってくらいに並んでいて、もうこっちがクリーチャーに惚れちゃいそう。
文字部分はこれからじっくり読ませてもらうとして、今日は写真部分を何度も何度も眺めてます。幸せ。
今月の終わりには『パンズ・ラビリンス』の本(ギレルモ・デル・トロのパンズ・ラビリンス 異色のファンタジー映画の舞台裏)も届くので楽しみでしょうがありません。ギレルマーの幸せは尽きません