ChromebookでのAndroidアプリ不具合解決のお話(こちら →日々棒組み898 Chromebookをリセットして問題解決!ちょっと手はかかるけどそれもまた楽し!)が先になってしまいましたが、そのずっと前に、家にあったDELLのPCにChrome OSの一種であるChromium OSをインストールしていたのでした。
クロミウム。
つい両手をクロスさせて「クロミウム光線!」とか言いたくなりますね。
なりませんか?私だけですか?そうですか。
Chromebookを買って色々調べているうちに色々わかったことがあって、そのひとつが「古くて低スペックなWindows PC(Macでも)にChrome OSをインストールするとサクサク動く。なぜならChromeOSは軽いからね」というのがありました「ChromeOSはオープンソースだからそういうことできるんだよ」と。
我が家には、Windows7で使っていて、Windows10への無料アップグレードに失敗したあげく、謎のファイルでハードディスクがパンパンになってしまって、起動は遅いわ途中で何やら考え込むわ、ファンはブンブンうるさいわ、で、処分するしかないと思っていたDELLのデスクトップがあるのでした。
もうなんでしょう。
「私に入れてくださいChromeOSを」
という声が聴こえてくるようです。
「重いものは持てないデルが、私だってまだまだ働けるデル」
と訴えています。
失敗しても私が失うものは何もない。
そもそもデスクトップなんてほとんど使ってなかったし。
というわけで古くなったWindows PCにChrome OSインストールにチャレンジ。
古くなったPCというのは、
DELL のINSPIRON 580S
CPUはIntel corei3 550
メインメモリは4GB
ストレージは500GB(ハードディスク)
そもそもはWindows7で使っていたものです。
Chromium OSにも何種類かあって、私はインストールがわかりやすくて失敗しにくい(らしい)CloudReadyというのを選びました。
CloudReady インストールの最小要件は、
RAM: 4 GB 以上
保存容量: 16 GB 以上
USB メモリ: 8 GB 以上
とのことで、PCは多分大丈夫。
問題はUSBメモリ。
8GBまたは16GBが必要なのですが、USBメモリなんてずいぶん使ってないけど、あったかなぁ?
と、なんでもとりあえず入れとく引き出しを引っ掻き回したらひとつ出てきました。表面の印刷が消えて何ギガバイトか不明のやつが。
マウントしたら8GBだったので、これで最小要件はクリアです。
実際作業したのが何ヶ月か前なので細かいところは忘れちゃいましたが、インストール手順はざっくり、
NeverwareのサイトからCloudReadyをUSBメモリにインストール →そのUSBメモリからPCを起動 →Googleアカウントでログインして動作確認 →問題なさそうだったらCloudReadyをPCにコピー →再起動、Googleアカウントでログイン
という感じでした。
なぜかPCにコピーするところで1回失敗して、全く同じことをもう1回やったら成功しました。
これでChromium OSを使えるようになりましたが、びっくりするほどサクサクかっていうとそうでもなく。ほぼ使い物にならなかったWindowsと比べたら使い道があるかな、くらいです。
ChromeブラウザでNetflixやその他の動画を再生するのは問題ないので、それで充分ですね。
ChromeOSと違うのは、Androidアプリが使えないのと、ChromeOSではpin設定した6桁の数字でログインできるのに、こちらはGoogleのパスワードでなければログインできないことでしょうか。パスワードのほうが長いのでログインがちょっと面倒です。
その他設定のメニューも微妙に違うところがありました。
こうして。
古くて、どこで間違えたのかほとんど使い物にならなくなってたWindowsPCはChromiumマシンとして蘇ったのでした。
人間もさー、年取ってハードが衰えたら軽いOSに書き換えて楽にサクサク余生を過ごせるようになればいいのになー、と思いました。具体的にどんな人生なのかわかんないけどさ。
でさ。
うちにもう一台。
古くなったMacBook Airがあるんですよね。
噂によると古くなったMacにLinuxをインストールするとサクサク動くらしいじゃありませんか、サクサク。
年末年始の休みにでもやってみようかな。
私は何を目指してるんでしょうか?