歪つな展開が怖いアルゼンチンホラー映画『テリファイド』“Aterrados” を観たら

Netflixで何か観ようと探していたら「1月31日で配信終了」とマーキングされているこの映画『テリファイド』を発見。全く知りませんでいたが、「もうすぐ観れなくなる」という付加価値もあり鑑賞開始。
(下記リンクはAmazon販売ののBlu-rayです)

テリファイド

ちょっとあれだったら観るのやめればいいやと思いながらの鑑賞でしたが、最後まで観ちゃいました。

ブエノスアイレスの住宅地で超常現象が起きるという話なのですが、もういろんな超常が起こります。
流しの穴から声が聞こえてきたり、家具が動いてあっちこっちドカンドカンぶつかったり、血まみれの妻が宙ぶらりんになって何やってんだあんた!だったり、得体の知れない化物がうろちょろしたり、死んだはずの家族がリビングに座っていたり(ここゾッとしました)。

超常現象としては一貫性がなくて、原因は一つじゃないだろって感じですが、その辺りはなかなか明かされません。
超常現象研究家のおじいちゃんおばあちゃんが出てくるのですが、あまり謎を解明してくれません。

怖きゃいいだろほらほら。みたいな映画ですが、怖いし面白かったです。
あと、展開が滑らかじゃなくて歪んでる感じがして、そこが怖さを増加させていたように思いました。
怖さの要素はオーソドックスだけど流し方は独特のリズム、という感じです。
この歪つな恐怖は意図的か偶然か、はたまたこれがアルゼンチンか。

鑑賞後これは一体どういう映画なんだと調べていたらギレルモ・デル・トロ製作でリメイクされるという話が。
あのひょろっとした化け物役はダグ・ジョーンズだね、きっと。

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