(新しいほうの)『プリズナーNo.6』“The Prisoner”を観たら

もうずいぶん前に東京MXで放送していたのを録画してそのままだったのを発掘して鑑賞。
ディスクの記録によると第1話の録画が2012年の1月4日水曜日。6年寝かしておりました。月日の経つのは早いものです。ドラマ自体は2009年公開だそうです。
ガンダルフでおなじみのイアン・マッケランがNo.2を演じてます。あとNo.313役のルース・ウィルソン“Ruth Wilson”はきれいだったなあ。あ、そうそうNo.6はジェームズ・カヴィーゼル “James Caviezel”です。よく知りませんですが。

 
プリズナーNo.6 “The Prisoner”(2009)


記憶が曖昧な主人公が、理由も告げられないまま「村」に住むことを強制されそれに抗おうとする、という基本はオリジナルと同じですが、全体の印象はずいぶん違いました。
オリジナルは各話で雰囲気や手法みたいのが違っていたりしましたが、こちらは全6話を通して一定のサスペンス感で進みます。
説明もなくいくつもの場面が錯綜して謎な展開なのですが、錯綜する場面をうまく並べ直せば謎が解けるのかと思って観ているとどこかで足をすくわれます(そういうオチなんです)。
また、オリジナルのような不条理感やユーモアはあまり無く、サスペンス的な謎感です。そして、謎が謎のままだった(そこがよかった)オリジナルと違って種明かしもありました(それはそれでよかった)。細かいところを問いただしたいような種明かしでしたが、物語として説明はしたよ、という感じでしょうか。
とにかくオリジナルが好き!という人や、逆に、逐一全部納得のいく説明をしてくれないと気になって観てらんない!という人にはおすすめしませんが、ドラマでも映画でも謎を謎のままにしつつ鑑賞できる人なら楽しめるのではないでしょうか。

オリジナルはこちら↓

 


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