日々棒組み526 それはゼンタングルである

ヴィシーズ三郷店に紙を買いに行って、妻の買い物を待つ間、画材やら何やらに混じって置かれている書籍を何気なく手に取ったら、「ゼンタングル」とかいう書名なのね。
何それゼンタングル。と思ってパラパラめくったら、なんだか、パターンを繰り返す模様の描き方みたいな本で、なんだか面白そうだなーと見ていた。
というのは、最近なんか模様みたいなものに興味があって、その元は曼陀羅で、本も読んだりしたんだけど、曼陀羅ってなんか難しくて、かっちりしなきゃダメ、みたいな印象で敬遠してたのね。俺みたいな半端もんが曼荼羅なんてちゃんちゃらおかしいぜ、みたいな自虐的な何か。

もっとゆるい、こう、心のおもむくままに自由に描かせてくれる、でも曼陀羅っぽいものはないかな~、とゆるく考えていたのだ。

まぁ勝手にゆるい曼陀羅、ユルマンとかユルダラとか言って描いてりゃいいんだろうけど、なにせゆるくしか物事に取り組まない人間なので、思うだけでほっぽらかしといたのね、その「想い」ってやつを。その孤独ってやつを。

でもこの「ゼンタングル(Zentangle)」とやら、なんだか私のゆるい気持ちにマッチしそうだ。ユルマッチだ。

というわけで。

妻の買い物を待つ間立ち読みし、ネットでも調べてみたところ、Zentangleには三つのルールがあることがわかった。それは、
上下がない
正解がない
失敗がない
なんてユルいルール!ビバ!ユルール!

それからもうひとつ大事な決まり。

線を消して書き直してはいけない。
消しゴム業界真っ青。
よし。
俺もゼンタングラーになるぞ!

と、さらに調査を進めたら何やら「ゼンタングルは商標である」という記述。
・・・?
なんだそれ?
カリグラフィーとかみたいな昔からある手法の名称だと思ってたらなんかそうでもないみたい。
なんだかめんどくさい匂いが。
よくよく読むとZentangleのやり方で描いてもいいけどZentangleって名乗っちゃダメだよ、むしろZentangleじゃないって表記しろよなお前ら。みたいなことまで書いてある。

めんどくせ。こんな不自由なもん、なんかやだよ。
ここはやはり自分でユルダラアートを開発すべきか。それが一番自由だしね。
ということで「オトーのユルダラアート講座」近日公開!!

ってこんな話書こうと思ってたんだっけ?

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