日々棒組み919 中島みゆき『世情』を聴いて思うことなど

もう会社でいろんなことがありすぎて、
「みゆきでも聴かなきゃやってらんねぇよ!」
という荒んだ精神状態になっています。
誰にでもありますよね?そんな時。

え?

無いの?

ふ〜ん。

で、そんな時私が聞くみゆきというのは大学時代によく聴いていた曲で、『ホームにて』とか『ミルク32』とか『おまえの家』とか40年くらい前の歌。で、その中に『世情』もあるんです。「金八先生のアレ」で有名な。

暗い、と言われることが多い中島みゆきの歌ですが、『世情』は暗重いとでも言いますか、ちょっと独特です。
歌詞の意味がよくわからない。

『世情』歌詞

独特で重いのはわかるのですが、白状すると、私はこの歌詞の意味がよくわからないまま何十年も聴いていました。
「シュプレヒコール」という言葉を知ったのもこの歌だったような気もします。

「頑固者」って誰?
「変わらないもの」って何?
「何かにたとえて」って?
何が悲しいの?
なんかこう、主体がわからないですよね。
誰が何と戦ってるの?

ちょっとだけわかるのは「包帯のような嘘」を見破って(たぶん)得意がってる「学者」はよく思われてないみたいということくらい。

ゆうべも聴いたけれどやっぱりわかりませんでした。
でもやっぱり迫力ある。歌詞だけじゃなく、中島みゆきの歌声とか。特に歌い出しのところ。なんか硬い感じで歌い出しますよね。『おまえの家』とかとは大違い。
人は歌詞の意味もわからない歌を40年も聴き続けることができるのです。
まぁ外国語の歌とか歌詞の意味なんか全然わからないまま聴いてますけどね。雰囲気雰囲気。

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