活字の子 金さえあれば神にもなれる。長かった全7巻。アレクサンドル・デュマ作『モンテ・クリスト伯』“Alexandre Dumas COMTE DE MONTE-CRIST”を読んだら 「巌窟王」。すごい言葉ですね。さぞ厳格で頑固な王様なんでしょう。でもそういう話じゃないんです。無実の罪で捕らえられ、過酷な懲役刑に服し、その間に人生で大事なものをすべて失った男の復讐の物語です。読む前の知識はこの程度でした。自由の身になった... 2018.08.18 活字の子
活字の子 「信じてないのかね?」松本大洋『GOGOモンスター』“GoGo Monster”を読んだら 小学校が舞台だということと、子供にだけ感じられるものを扱っているからでしょうか、いとうせいこうの『ノーライフキング』を思い出しました。こういう話だよ、って説明するのが難しい漫画ですが、がんばって言葉にしてみます。 『GOGOモンスター』 ... 2018.08.12 活字の子
活字の子 娘と本屋に行って幸せでした 今日、3歳のころはアヤちゃん部門で世界一かわいかったアヤと本屋に行きました。なぜかはこちらを参照ください→日々棒組み721 現代女子高生の読書事情 ただ若干の間違いがあって、「年間で本を10冊読んで感想を提出しなさい。最初の締め切りは夏休み... 2018.08.11 活字の子
活字の子 雅影丸の自力出版#5:平凡な人生がつまらないとは限らない。『きりだしオトーさん』 雅影丸ほぼ唯一のエッセイ集(今のところ)。『きりだしオトーさん』寺田雅影丸 西暦2000年に開設した私のサイト『オトーラの書』ですが、そこに掲載したテキスト中心のものを集めた電子書籍です。2013年発行ですので、当時は、13年書き綴ったテキ... 2018.08.03 活字の子FOR SALE
活字の子 『倒壊する巨塔〈下〉―アルカイダと「9・11」への道』を読んだら 少なくとも「9.11」テロの背後にいた人々は、「狂信者」という一語でひとくくりできるような記号ではなく、私と同じ人間だったようだ。これはそういう本である。(『倒壊する巨塔』下巻「訳者あとがき」より)ドラマ版が面白かったので原作にもチャレンジ... 2018.07.28 活字の子
活字の子 雅影丸の自力出版#4:天才少女の誕生『あや おはなしのーと』 はい。私の自力出版を紹介するコーナーも暑い暑いと言ってるうちにもう第4回となりました。今回は、私と娘のアヤの共著です。親子共著。かっこいい。吉本隆明と吉本ばななみたい。みたくない。『あや おはなしのーと』雅影丸とその娘アヤ今ではすっかり女子... 2018.07.12 活字の子FOR SALE