活字の子

活字の子

いろんな意味で怖いホラー小説『ぼぎわんが、来る』を読んだら

「来る」といえば魔太郎か貞子だと思っていたが今や「ぼぎわん」も「来る」のだ。なんだ「ぼぎわん」? ぼぎわんが、来る 澤村伊智 (著) 「ぼぎわん」という言葉については読めばそれなりにわかるけどここには書きません。これから読む人もいるからね。...
活字の子

『キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論』を読んだら

仕事のための読書というのが全くできなくて、この本も興味だけで読みました。毎日のお仕事はマーケティングとか関係ないし。そこそこボリュームのある本(紙の本で360ページ)ですが、大事なところはそんなに多くなくて、前半だけ読めばいいかな、って感じ...
活字の子

金さえあれば神にもなれる。長かった全7巻。アレクサンドル・デュマ作『モンテ・クリスト伯』“Alexandre Dumas COMTE DE MONTE-CRIST”を読んだら

「巌窟王」。すごい言葉ですね。さぞ厳格で頑固な王様なんでしょう。でもそういう話じゃないんです。無実の罪で捕らえられ、過酷な懲役刑に服し、その間に人生で大事なものをすべて失った男の復讐の物語です。読む前の知識はこの程度でした。自由の身になった...
活字の子

「信じてないのかね?」松本大洋『GOGOモンスター』“GoGo Monster”を読んだら

小学校が舞台だということと、子供にだけ感じられるものを扱っているからでしょうか、いとうせいこうの『ノーライフキング』を思い出しました。こういう話だよ、って説明するのが難しい漫画ですが、がんばって言葉にしてみます。  『GOGOモンスター』 ...
活字の子

娘と本屋に行って幸せでした

今日、3歳のころはアヤちゃん部門で世界一かわいかったアヤと本屋に行きました。なぜかはこちらを参照ください→日々棒組み721 現代女子高生の読書事情 ただ若干の間違いがあって、「年間で本を10冊読んで感想を提出しなさい。最初の締め切りは夏休み...
活字の子

雅影丸の自力出版#5:平凡な人生がつまらないとは限らない。『きりだしオトーさん』

雅影丸ほぼ唯一のエッセイ集(今のところ)。『きりだしオトーさん』寺田雅影丸 西暦2000年に開設した私のサイト『オトーラの書』ですが、そこに掲載したテキスト中心のものを集めた電子書籍です。2013年発行ですので、当時は、13年書き綴ったテキ...