日々棒読み006 「マツモトキヨシに罪はない」の巻

近所に「牛藩」て焼肉屋があって、お値段リーズナブルで、店員が忙しそうなのがやや気の毒になる以外は行きやすい店だったので焼肉の気分が盛り上がった日には家族でぷらぷら歩いて行ってお世話になってました。

が。

なんということでしょう。
地球温暖化の弊害でしょうか、今年に入って閉店してしまいました。
国道沿いの店なので、ただちに他の店舗が入るのは必至です。
とか言いながら「ノー焼肉ノーライフ」でもないので、牛藩喪失に関しては忘れ去ってしばらく生きていました。

そんなある日。
会社から帰った私に妻が言いました。
「あのさぁ、」
「うん?」
「牛藩の跡さあ、マツキヨになるんだって」
「……マツキヨかぁ…」
妻は半笑いで、
「だよねぇ、マツキヨかぁ、だよねぇ。みんなそう言うんだよ」

妻が言うには向かいのおばちゃんも、息子夫婦もみんな、
「マツキヨかぁ…」
だったそうな。

なんつーんだろ。
マツキヨかぁ…
なんだよね。

ひとつには、新しくできるマツキヨの並び500メートルくらいのところにウエルシアがあるんですね。
我が家的にはウエルシアの方がやや近い。
このウエルシアが無かったら、「マツキヨ便利かもね」みたいな反応もあったかもしれない。
それでもなんていうか「新規開店」のトキメキみたいのはあんまないよねマツキヨには。
いやいいんですよ。その盤石の安定感こそがマツキヨの株価を押し上げているわけですよ(たぶん)。

そんなこと言ってるお前はマツキヨじゃなくで何になればトキメくんだよ?と問われれば…

なんだろう?
そんなもんあるのか俺に?

まぁでも。
開店したら一度は行くんだろうな、マツキヨ。
開店いつだ?
……?
もう開店してたりして?

blinkjitu

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