『ディア・ハンター』を観たよ

「名作映画」を思いつく限り順番に言いましょうゲームをしたらどこかの時点で必ず出てくる、マイケル・チミノ監督1978年のアメリカ映画『ディア・ハンター(The Deer Hunter)』を初鑑賞。
私が16歳の時の映画ですが、公開当時も傑作として讃えられていました。もしも当時観ていても私はよくわからなかったと思います。今観てもよくわかりませんでしたが。

これってそもそも日本人にはわかんない映画なんじゃないかなぁと思いました。
てかアメリカ人、それも田舎のアメリカ人にしかわかんない映画なんじゃないかと思いました。
鹿狩りのシーンが美しいとか、ロシアンルーレットのシーンが緊張感あるとか、そういうのはわかるんですけど、全体的に各エピソードが同じ大きさのボールに丸めて投げつけられてるような、大抵のことは等価なんだよと言われてるように思えました。捕虜にされてるところから逃げても、助かって良かったとかそういう感じでもなく、ただ「こういうことがありました」みたいな感じ。
どのエピソードも頭と尻尾をちょっとずつカットしてるみたいにちゃっちゃか切り替わる。

投げてくるボールの種類がちょっと違うのが3回あるロシアンルーレットのシーン。
むりやり何か解釈的なことを言うと、本当に生きてるのは鹿狩りとロシアンルーレットだけ、他は全部ルーチン。かな。
わかんないや。日本人だから。

1978年の映画は他に『死亡遊戯』、『スーパーマン』、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』など。あ〜、なんか良かったころじゃーん。

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