あったけーなー今日。
十二月の太陽がこんなにも私にぬくもりを届けてくれるなんて、きょう初めて知りました。私も女になりました。
なんてムード歌謡な話題では今日はなく。みなさん関心の高い「老いと健康」のお話です。
最近よくむせるんだよね、お茶とか飲んでて。
加齢による嚥下障害が疑われるのでお正月のお餅は細かくきざんでいただきましょう。
なんて半分冗談のつもりで書き始めたけど、心配になって調べちゃったよ、「加齢による嚥下障害」。
そしたらもーなんかこわいこわい嚥下障害。肺炎の原因になったり窒息したりするって。おちおち餅も食えないわけだ嚥下障害。おちおちもちも。
特に餅好きってわけじゃないけどさ。
では、嚥下障害が疑われたときはどうすればいいのでしょう?
嚥下障害の主な原因は、脳梗塞・脳出血などによる麻痺や、加齢による筋力の低下なんだそうだ。
脳関係は(たぶん)異常が無いはずなので、「加齢による筋力の低下」。こっちだな。
筋力が低下したんなら鍛えればいいんでしょ?
足の筋力が衰えたら歩くかスクワット、腹の筋肉が衰えたら倒れるだけで腹筋ワンダーなんとか、腕の筋肉なら懸垂か大車輪。
同様に、飲み込み力が衰えたなら、のっくむ練習をすればいいんですよ。
あ、「のっくむ」ってのは私の地元(静岡県富士宮市あたり)の方言で「飲み込む」って意味ね。
その練習をすればいいわけよ。いちにち百回(←てきとー)素振りね、のっくみの。
あ、1,000本にしようか、千本ノックミ。
家でさ、座ってさ、じーっと壁を見つめて千本ノックミ。毎日。やってみな。
疲れちゃって本番へとへと。最終回の伴宙太。で、家族に不審な目で見られるのね「お父さん最近様子が変じゃない?」「あ、見た見たお仕事大変なのかなー」「そんなに働いてないじゃん」「そうだねあっはっはー」なんつって。
あと、のっくむのに失敗するのって、筋力の衰えの他に、気力の衰えもあると思うんだよね。衰えっていうか心がまえっていうか物事をやり通す意思っていうか、そういうものが欠けてる。
食べ物を口に入れた段階で油断しちゃうようなとこがあるんよね。口に入れた時点で「もう食べました、作業完了しました」って気になっちゃう。
お茶とかも口に流し込んだ時点で安心して気を抜いちゃって、「のっくむ」という仕上げの行動がおろそかになってる。
日ごろの自分の行動から考えるとこれはあるね、確実に。
仕事とかでもある程度進むと安心して次のこと考えちゃって失敗するもん。ちゃんとやり切らないっていうか。だってそうなっちゃうんだもん。
でも私だけじゃなくてそういうひとってけっこういると思うんだよね。
なにやっててものっくみきらない人、きれない人。
みんな最後まで油断しちゃダメ。のっくみきるまで気を抜かないこと。食事も仕事もゆっくり噛んでしっかりのっくむ。これです。
そして毎日の千本ノックミ。999本目が一番苦しいからがんばって!餅食うぞーっ!
コメント
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