思いついたらやっていいんだといううれしい世界基準。『奇界遺産』を読んだよ。っていうか見たよ、っていうか味わったよ

本屋で見かけて気になっていたこの本。やっと買ってさらにやっと読み終えました。

『奇界遺産』
編著(写真・文):佐藤健寿
イラスト:漫☆画太郎  


そりゃ気になるよね、この表紙だもん(この表紙が気にならない人とは致命的に話が合わないと思うわ)。
一件一件、何があったらこうなっちゃうんだろ?って事例満載だが、いちばんは台湾の金剛宮かなぁ。目から手が出てその手のひらに目ん玉って、ギレルモ・デル・トロもびっくりだ。
あとベトナムのスイ・ティエン公園ね。表紙になってるとこ。やっぱりデカイ顔ってインパクトあるのね。俺も自信もたなきゃ。
デカイといえばタイの病院の博物館(ってとこですでに「え?」だけど)に展示されてるデカイ金玉。やっぱりデカイ金玉ってインパクトあるのね。俺も自(以下自粛)。
タイのお寺ワッパーラックローイもすげー。なんだろ、思いつたことを(出来はともかく)形にしちゃうエネルギーがすごい。裸の男女が大活躍(出来はともかく)。裸どころか骸骨も大活躍(出来はともかく)。

自分はなんだか人と価値観が違うんじゃないかとか、ものの好みややりたいことが世間の皆様と違うんじゃないかとか、自分のサイトで自作の漫画を公開してるけど読んだ友人に会うたび「お前が書いてるのわけわかんねーよ」と言われてるような人は必読です。
基準なんかないのが世界基準だってことが心にしみてきます。救われます。やりたいようにやればいいんです。
続編もあるようなのでそちらも買いたいと思います。
でもちょっと間をあけようかな。
パワーありすぎ。

『奇界遺産』 

なんつってこれ書いてたら続編も欲しくなって買っちゃいました『奇界遺産2』 

『奇界遺産2』


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