今週は本の紹介をもう1本。
仮面ライダーカードをはじめ、ミラーマン、キカイダー、サンダーマスク、ライディーン、マジンガーZ、ガイキングなど、メジャーマイナーその中間の特撮・アニメのカード大全です。
今週紹介のもう一冊とはえらい落差(もう一冊こちら→『倒壊する巨塔〈上〉―アルカイダと「9・11」への道』を読んだら )
アルカイダからデストロンまで、とでも申しましょうか。なかなかの振れ幅。
著者の名前、見覚えがあると思ったら前に『仮面ライダーカード』って本を出してた人だね。ライダーカードだけじゃないすごいカードマンだったんだね。おかげで怠惰で半端なノスタルジー親父(私)もこうして楽しめるわけですが。
カードだけじゃなく、おまけシール、5円引きブロマイド、ワールドスタンプなどもコラムという形ですが紹介されています。買ったなぁブロマイド。同じのが何枚も出ると泣きそうになったっけ。
なんかもうパラパラめくっているだけで楽しくなって、いろんなことがどうでもよくなる。
仮面ライダースナックって、カードだけが欲しくて、お菓子を捨ててたって問題になったりしたけど俺ぜんぶ食ってたな。あれ食ってたから体が大きかったんだもん。
嘘だよ。
タイトルの「ざんねん!ウルトラマン」は、ウルトラマンAカードNO.166の裏の説明のタイトル。表はヒッポリト星人のわなにはまって透明ビニールで囲まれた檻に入ってるウルトラマン。
これは帰ってきたウルトラマンだな。まだ牛と豆の木を交換しちゃうような間抜けな名前をつけられる前の。
説明文がまたよくて、
「このおりの中に入ると緑色の変な水がでてきて体をコチンコチンにしてしまうのだ」
だと。
コチンコチンだぞ。
というわけで。
もう思い出にしか興味がないそこのあなたとあなた。
ぜひ一冊買って、私といっしょにダメ人間になりましょう!