Amazon Kindleがお安くなっていたのでこんな電子書籍を買ったら

Kindle本50%OFFキャンペーン中なのでいろいろ探して、キャンペーンジャないかもしれないけど面白そうなのを見つけてこんな電子書籍を買ってみました。

空気の底 手塚治虫

スマホや電子書籍リーダーで漫画を読むのはちょっと苦しくて、漫画の電子書籍はほとんど読まなかったのですが、11インチのiPadなら快適に読めるのがわかったので、最近では漫画の電子書籍も購入の選択肢に入っています。

手塚治虫作品のKindle版は安価なものがあるので時々チェックしています。
長編は最初の一冊だけ安かったりするのですが、この『空気の底』は短編集で、だいぶ前に読んで面白かった覚えがあるので読み直そうと気軽に買っちゃいました。
最初の「ジョーを尋ねた男」は、ベトナム戦争の戦場で黒人兵ジョーを差別し、死に追いやった男ウイリーが、自分も重傷を負いながら帰国して、ケガから回復後ジョーの遺族のもとを訪ねるというお話です。
訪問の目的は徐々にわかってきますが、遺族に会ってから展開があり、ウイリーの心境も変わっていき、さらに衝撃の結末を迎えます。

ウイリーがアメリカの貧民街を訪ね歩く場面から始まって、ベトナムの戦場、帰国後の病院、そしてまた貧民街と、真相が明かされながら場面が変わり、最後のショッキングな結末を迎えるのですが、これで16ページ(扉を除く)。
ページ数に対して物語量がすごく多いと思います。展開も内容も。

何十年も前の漫画ですが、最近の「Black Lives Matter」などにもつながる(つながってしまう)大事なテーマが理解しやすく描かれています。
(ひょっとしたら試し読みでこの1編くらい読めるかもしれません。試してませんが)

手塚治虫短編集もう一冊買いました。

火の山 手塚治虫

どちらも99円(2020年8月30日現在)というもうしわけないようなお値段でした。ありがたいけど。

それからこんな漫画も見つけて買っちゃいました。

日野日出志大全集 1 日野日出志



日野日出志大全集 2 日野日出志

はい。
日野日出志先生です。
あの日野日出志先生です。

大全集の1と2。
1967年〜1971年までの作品、掲載誌は「COM」「ガロ」「少年画報」「少年サンデー」「少年キング」となっています。
この大全集、全作品収録を目指しているそうですが、電子書籍ならではの企画だなぁとは思います。いろんな意味で。

この2冊も99円でした。
もうしわけない。
でもそこそこ高価な紙の本もちょいちょい買っているから勘弁してね。
と、誰かに謝ったところで今回はおしまいです。ご機嫌ようさようなら。

linelink01
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