スマホで「はるきにすと」と打ったら変換候補のトップが「春樹にストレス」だったことをまず報告させていただきますす。
ブログに本の感想とか載せたりしていてますが、文学にはとんとうとい私ではございます。
「文学っぽいネタ」で唯一興味があるのが「村上春樹ノーベル文学賞受賞するのかしないのか問題」なのですが、別に村上春樹ファンというわけではなく、「村上春樹今度こそノーベル文学賞受賞を待ち望むファンたち」の動向が微笑ましくて気になるのです。
なんつーんだ?ハルキニスト二スト?
ノーベル文学賞の発表を待つ間、みんなして妙にささやかな会場に椅子を並べて待っているあの雰囲気。たまんないです。
ちっちゃいくす玉とか用意してるとことか、何かが「余っちゃってる」感じで思わず片頬で笑ってしまいます。
私としては、ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞した時点でそれまでの既存の作家の評価はリセットされたんじゃないかと思っていますので、村上春樹の受賞はもう無いだろうな、と思っているのですが、ハルキニストたちはそんなことは気にせずこの先ずっと受賞を待ち続けてほしいものです。パイプ椅子並べて。ちっこいくす玉用意して。
と思っていたのですが。
本日、なにやら気になるニュースを目にしました。
“ノーベル“代替”の文学賞・最終候補に村上春樹”
え?
なに?
ニュースによると、ノーベル賞を選考するメンバー周辺のセクハラ疑惑のため今年のノーベル文学賞の発表が見送りになり、なんだかんだで今年だけ代替の文学賞が作られ、その最終候補に村上春樹が選ばれた、とそういうことやね。
洋の東西、体育会系文化系問わずセクハラパワハラが後を絶たないのには思うところもありますが、今回は置いといて。
これ。
なに?
ノーベル賞なの?ノーベル賞じゃないの?
ってノーベル賞じゃないんだけど。
ザクじゃなくてズク。ガンダムじゃなくてガンガル。みたいなもんか?
すいません例がわかりにくくて。
どうせなら賞の名前もノーペル文学賞とかノーベレ文学賞とかにしてほしい。
いろいろ台無しになるけど。
そもそも日本語じゃないし。
それはともかく私が気になるのは、このノーベル代替文学賞を村上春樹が受賞したら、それでくす玉ハルキニストたちは気がすむのか?ということ。
うれしいとかおめでとうとかではなく、気がすむのか?もう本家ノーベル文学賞は受賞しなくていいのか?二度と再びちっこいくす玉用意しないのか?ということ。
たぶん代替を受賞してもそれでよしとはならないだろうな、と思います。
だってノーベル賞じゃないんだもん。ノーベレだもん。そんなもん。気が済まないよハルキニストの。くす玉も割ってあげないよ。
というわけで。
「だいたいでいいよ」が口グセの私ですが、この“代替”はダメです。
ってこれが言いたくて書き始めたんだけど長くなってごめんなさい。