ワクワクさん先生の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』を観たら

会社の仕事がこれでもかってくらい暇だったのでTwitterを見ていたら、なんと「ワクワクさんが『しくじり先生』に出演」との情報。
しかしよく読むと放送は終わってる。

ちくしょー観たかったなぁ、なんで気づかないんだ俺。俺のバカ、俺の情弱。
と、ひとしきり自分を責める。なんせ暇なので。
しばらく自虐を楽しんだ後ネットで配信されてないか検索。
TVerAbemaTVで配信されているのを発見。便利な時代になったものである。
さすがに会社で観るほど暇ではないので帰宅してから「完全版」とあるAbemaTVで視聴することに。( →AbemaTV『しくじり先生 俺みたいになるな!!』

なんだろう?ワクワクさんのしくじりって。しかもしくじりの「完全版」。アニメ『メガゾーン23』で主役の声をやったけど続編では違う人になっちゃった件か?

ワクワクしながら鑑賞開始。

ワクワクさんのしくじりというのは、NHKの番組が終わった後民放のバラエティに出演するようになったけど、NHK時代との違いにいろいろ馴染めなくて民放のバラエティの出演を断るようになった、というものでした。
なるほどね。
私もその頃の番組をいくつか観たことがありますが、民放を主戦場としているお笑いタレントがワクワクさんをいじりに来てもうまく対応できていないのがはっきりわかりました。
それはまるで初期の総合格闘技のリングに上がったプロレスラーのような痛々しさを感じさせるものでした。
やがてバラエティ番組でワクワクさんの姿を見かけないようになり、「どうしたんだろう?」「使ってもらえなくなっちゃったんだろうか?」と私なりに心配していたのですが、自分の意思で民放バラエティには出演しないようにしていたんですね。さすが。
民放テレビ局の実態とか噂では聞いたことがありましたが、ワクワクさんの話を聞いていると、やっぱり普通の庶民の感覚とはいろいろズレがあるみたいですね。
しくじり先生の生徒さんたちは民放で活躍している人たちだから「それ普通でしょ」という反応が多かったようですが、やっぱり普通じゃないし、若い人はもうそういうの相手にしなくなってると思います。

そういう意味でも、自分の判断で民放出演を断り、やがてYouTuberとして成功したワクワクさんって結果としてカッコよかったなぁ、と思います。
ワクワクさんが民放に出始めたころ娘に、
「ワクワクさんはお父さんのお友達なんだよ」
と言っても
「ふぅん」
と薄い反応でしたが、
「ワクワクさんYouTuberになっちゃったよ」
と言ったら
「うそうそっ!すご〜い!」
と興奮していました。
テレビタレントよりYouTuberの方がすごいんです。そういう時代なんです。勉強になります。

というわけでワクワクさん先生の『しくじり先生』。
ちっともしくじってないばかりかむしろ「俺みたいに生きろ!」と言われているような授業でした。

*ワクワクさんのYouTubeチャンネル →ワクワクさんチャンネル【公式】

blinktasu
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