どっか行ってなんかしてこい映画『ミュータント・クロニクルズ』“Mutant Chronicles”を観たら

ロールプレイングゲームの映画化だそうで。
だからなのかなんなのか、設定が妙に入り組んでます。

ミュータント・クロニクルズ

古代の地球に飛来して地中深く潜んでいたミュータント製造マシン。
時代は下って西暦2707年(すげー下るのね、ここで)。世界は4つの巨大企業が支配し、その企業同士は地球に残されたわずかな資源をめぐって戦争状態にあった。
その中の二つの勢力、米企業軍「キャピトル」と東欧企業軍の「バウハウス」の戦闘によって、戦場の地下に眠っていたマシンが目醒め、凶暴なミュータントたちが大量に地上に放たれてしまう。
戦闘力で兵士に勝るミュータントたちは両軍の兵士に襲いかかり、その体を切り刻んだり、死体を引きずってどこかへ連れ去ったりやりたい放題。
なんとミュータントに連れ去られた人間はマシンでミュータントに改造されてしまうのだ。
大量発生したミュータントたちはあっという間に世界中に広がり、人類は火星に移住するしかない状況に追い込まれてしまう。
そんな中、古代にマシンが飛来した時からそれを伝説として伝えてきた宗教集団の僧が、兵士20人でマシンのところに行き、この爆弾を仕掛けて信管セットして、どこにあるのかわかんないけどこの歴史書の絵にあるようなこんな形の鍵をはっきりとはわからないけどどこかに差し込んで回せばマシンは爆発、人類は救われるけど行ったやつもみんな死ぬけど俺も行くから人を集めて乗り物も使わせて。
と偉い人に提案。
偉い人は、いいけど20人も乗れる乗り物ないから人数減らしてと即答。

というわけで敵味方を超えた、でも20人は越えない決死隊が組織されマシン破壊ミッションにおもむくのであった。

「どっか行ってなんかしてこい」っていうアクションものの定番フォーマット。
いろいろ粗いし、時間感覚がめちゃくちゃでB級っちゃあB級なんだろうけど、私としてはもうちょっと加点してB+級くらいにはしてあげたいかな。
あ、決死隊は8人でした。ひとりすぐ死んじゃうけど。

東洋美女戦士を演じたデヴォン青木は、初めは「なんだこのブサイク」と思いましたが、だんだんきれいに、そして可愛く見えてきて、観終わった後でどういう人か調べちゃいました。不思議な人です。

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