ナウシカかよ。
そのものあおきころもかよ。
ラピュタのあれかよ。
ナウシカのあそこかよ。
ラピュタのあれかよ(2回目)。
ケイゾクのあれかよ。
クッキングパパかよ(無理やり)。
などと突っ込みながら観ていましたが、そういうとこもひっくるめてものすごく面白いです。
テレビ放送で第1話を観ましたが、Netflixで12話一挙配信されていたので一挙に観ちゃいました。だって面白いんだもん。
飛行艇で空中生活をしながら空飛ぶ龍を狩り、解体して、食ったり売ったりする「龍捕り(おろちとり)」という職業の人たちが主人公たちです。
集団生活感の出し方とかアクションとか世界観の見せ方とか丁寧で安心して楽しめます。
「〇〇かよ」と突っ込ませてくれるのも意図的かと思えてくる安定感。
突っ込ませおいてさらにその上をいこうとする高度な手法なのかもしれません。
だとするとこのアニメ、突っ込みながら観るのが作法でしょう。
我が家ではもう無理やり突っ込みながら観てます。
肉食えば「ルフィかよ」
龍が熱線出せば「巨神兵かよ」
龍の口が四方に開けば「クリオネの捕食形態かよ」
「怖くないって言うのかよ、あ、食っちゃうのかよ」
「首の後ろの急所って進撃の巨人かよ」
「あれのあれかよ。なんのなんだか思い出せないけど」
もうほとんど言いがかりですが、なんだか脳が活性化するような気もします(個人の感想です)。
特定の映画とか漫画とかでなく、昔から「娯楽もの」ではよく見かける要素もたくさん出てきます。酒場の喧嘩とか、乱暴者と飲み比べする異様に酒に強い女とか、設定の説明に都合のいい新人さんとか、真面目な会計係とか純情少年の恋とか(いいんだこれが)。
龍も種類がたくさんいるようで、怪獣がたくさん出てくるみたいでうれしくなります。
6、7、8話あたりは怪獣ファン必見です。しびれますよ。
あー、俺も龍の肉の料理食いてぇなぁ。
公式サイト →アニメ『空挺ドラゴンズ』公式サイト