諸事情により製作が遅れていて、森永から丁寧なお詫び状まで届いたあれ。
おもちゃのカンヅメ「走る！キョロちゃん缶」。
コロナ禍の真っ最中ゆえ、楽しみにしつつ気長に待つ態勢でおりました。
いいんだよ森永さん。世界が落ち着いてからゆっくり発送してくれれば。いつまでも待ってるよ、と、いつになく優しい気持ちの私。
ところが。
やって来ました「走る！キョロちゃん缶」！
友人とオンライン飲み会をやろうと計画していたら、やって来たんです。佐川急便さんが。
申し訳ない。
こんな時に配達させちゃって申し訳ない。
いい大人がこんなご時世に「おもちゃのカンヅメ」。申し訳ない。そんな気持ちでいっぱいです。
妻が受け取りましたが、佐川のドライバーさん（女性）に「おめでとうございます」とまで言ってもらいました。ありがとう佐川急便。10年くらい前に佐川のドライバー（男）にホントに嫌な思いをさせられたことがあるけどあれは忘れることにするよ。
「おもちゃのカンヅメ」というより「おもちゃがカンヅメ」
オンライン飲み会の時にみんなに見せながら開けようと思っていましたが、飲み会は友人が買った『カリキュラマシーン』のDVDの話をしているうちにすっかり酔ってしまったので、飲み会後ひと眠りしてから開梱。
＊公式サイトにも映像がしっかり公開されているので私も写真とか動画とか載せちゃいますが、見たくない知りたくない、と言う方はここから先へは進まないでください。
前に「おもちゃのカンヅメ地球缶」をもらったときの記事がありますので、興味のある方はこちらもどうぞ →おもちゃのカンヅメ地球缶だクェッ！
では、外箱写真から。
「行くクエッ！」とキョロちゃん走ってます。
「当選おめでとうクエッ！」と祝ってくれてます。
それでは中身って言うか現物のお写真を。
そして最近のお馴染み、GIF動画。
念のため言っておきますが、こんな風には動きません。私が手で少しずつ動かして撮った写真をアニメーションにしただけです。「回る！キョロちゃん缶」というのはありませんのでご注意ください。
ドーム型の頭部のみブリキ製で、その他のクチバシから胴体、脚部はプラスチック製です。
頭部の材質でかろうじて「缶」を名乗れる資格がありましょうか。
「走る！キョロちゃん缶」は、メインのおもちゃが容器を兼ねていますので、「おもちゃのカンヅメ」というよりは、「おもちゃがカンヅメ」でしょうか。
おもちゃは３種類入っている
クチバシを持って頭部を外すとおもちゃが入ってました。
頭の内側のシルバーがかろうじて「缶感」を出していますね。
入っていたおもちゃは３種類。
コマです。コマ。
それだけです。
もうちょっと説明すると黄色いコマです。
この写真は回しているところなのでわかりませんが、「キョロちゃん」て浮き彫りになってます。「キョロちゃん」て。
で、次。
なんでしょうこれ？
いろいろなキョロちゃんが描かれた厚紙のタイル。
なんだこりゃ？と思いましたが、両面イラストになっていて、並べておいて、それを記憶させて、目を閉じてる間に一枚だけひっくり返してそれがわかるかな？という遊び方をするそうです。
何枚ひっくり返すか決めずにやると難しさアップで楽しいそうです。
楽しいそうです。やってないので本当に楽しいかどうかはわかりません。
で、三つ目がこれ。
二つの穴にタコ糸を通してぐるぐるって撚って両側に広げるように引っ張るとブーンってなるやつ。
なんていうんだこれ？正式な名称はあるのか？ないのか？どうでもいいか？
いよいよ走らせてみたら
一応「おもちゃのカンヅメ」の体裁は整えていたわけですが、やはり「走る！キョロちゃん缶」。走らせたいところ。
単三電池2本付属で、すぐ遊べるようになってます。
キョロちゃんは音声認識で、「よーい、ドン！」と合図すると走り出します。
はい。私の「よーい、ドン！」の声はカットしました。気恥ずかしいので。
でもこれ実はなかなか難しくて、「よーい、ドン！」の言い方が悪いと無視されます。
「よーい」と「ドン！」の間は1秒あけましょう。でもあけすぎてもダメ。
「よーい、ドーン」はダメ。
声が小さくてもダメ。まわりが騒がしいとキョロちゃんが聞き取れないからダメ。
いろいろダメが多いです。走るキョロちゃん、なかなか走ってくれません。
おまけに大きく左に曲がってくクセがあります。なのですぐ壁にぶつかっちゃいます。で、泣き言いいます。大きな声で。
ドローンの操縦の方が簡単なくらいです。
あと、「よーい、ドン！」って何回も言っていて、ふと我に帰る時がちょっと虚しいです。外に聴こえたらご近所に自粛疲れでおかしくなっちゃったと思われかねません。
というわけでこんな時期にやって来たキョロちゃん。
リモートワーク中に上手に「よーい、ドン！」言えるように頑張るぞ！
よーい、ドォン！あ、ダメだ。
よーいドン！あ、早すぎだ！キョロの道は険しいなぁ。
