日々棒組み843 いわゆる「10万円もらえるアレ」

「5月27日から順次郵送」と、私が住む市のサイトでアナウンスされていた、いわゆる「10万円もらえるアレ」が6月2日に我が家に届きました。
「順次」の早めの組に入っていたのでしょうか。市役所も大変だろうからゆっくり待ちましょう、と思っていましたが、届いたら届いたで大あわて。
夕食前に記入、免許証のコピーとキャッシュカードのコピーを貼って完成。
そんなに複雑な書類ではありませんが、家族3人分、合わせて30万円を背負った重責でへとへとになってしまいました。

そして今朝、通勤途中で通るセブンイレブンの前のポストに投函しました。今ごろは市役所に向かう途上にあることでしょう。まだ本局に届いたくらいかな。

いずれにしてもあとは振り込まれるのを待つだけ。
もうやることない。

というのもつまらないので、いつごろ振り込まれるのか考えてみました。

アレの処理にはどれくらい時間がかかるのでしょう?

想定される作業は、

封筒を開けて申請書を出して広げる。

そこからかよ、と思うでしょうが、大量にある場合はこういう作業が結構馬鹿にならないんです。
嘘だと思うなら封筒を切って中から紙を出して広げる作業を一日中やってごらんなさい。
気が狂うから。

これどうしましょう?
ハサミで一枚ずつ切りますか?
そんなことしたら気が狂ったときにハサミが凶器になって危ないですね。
ここは、どこの事務所にもあるであろう裁断機(こういうの → 裁断機カッティングマシン paper cutter)で何部かずつまとめて封を切りましょう。中身が少し切れちゃってもいいんです。読めれば。能率最優先です。

一度にどのくらい切れるでしょうか?5〜6通でしょうか?
あ、いちいち数えながらやらなくていいんですよ。切れそうなくらいがばっと取ってザクっと切っちゃえばいいんです。だんだんコツが掴めるはずです。
刃の下に指を入れないように気をつけてください。

この作業は二人一組でやりましょう。
ひとりがザクザク切る係、もうひとりはザクザク係の人が作業しやすいところに封筒を置いてあげるのと、切った封筒から中身を出して広げて箱に入れる係になります。紙で指を切らないように気をつけてください。けっこう痛い上に作業の能率が下がります。指サックとか使うといいかもしれません。ありますよね?
1ザク9秒で5通。
1時間で2,000通。
ロスタイムを考えて時間1,700。8時間で13,600通になります。
これも結構な作業量ですが、申請書の確認作業より2日くらい先行させて、あとは並行作業でいいでしょう。
何通処理したか報告しろとか言われそうですがここはざっくり「何kg」で答えさせてもらいましょう。この時点で正確な数を出すことになんの意味もありません。労力の無駄遣いです。封筒を10枚ずつ互い違いに積んでいくとかバカみたいなことはやめましょう。ざっくりでいいんです。どうせ誰も数えません。

申請書の確認から振り込みまで。

これはパソコンでの作業ですね。
申請書に印字されていた部分はすでにデータとして存在しているので、そのデータに、市民が記入した部分を確認しながら入力、振り込み手配までという作業になります。必要なデータを入力すれば各金融機関への振り込み依頼まで一画面でできるシステムになっています。なっていてください。

さて、どのくらいの作業でしょう?
住民基本台帳の番号を入力(確認しながらゆっくりで12秒)
申請書データ画面表示まで(3秒)
申請書とデータが同一世帯のものか照合(4秒)
振り込み口座の入力(口座番号と名義以外は選択式として、38秒)
本人確認書類を照合(紙を裏返す手間がちょっと残念な18秒)
照合終了・振り込み依頼(ワンクリックながらポインタ移動も含め2秒)
処理時間・処理完了確認(4秒)

ここまで合計で80秒。

ただし、申請書に確認のチェックを入れたりする時間を考慮して、プラス10秒。
1枚の申請書の処理に90秒、1分半かかります。1時間40件。

一人の人が専任で8時間作業したとして、1日320の計算になりますが、実際は能率が落ちていったり、字が汚くて読めなかったり、そんな金融機関は無いだの、口座番号が間違えているだのとかのロスタイムが発生するはずなので、せいぜい1日270件くらいではないでしょうか。
不備が発覚したらその時点で、かねて用意の「後回し箱」にバンバン入れちゃいましょう。悪意ででたらめな申請書を送ってくる頭のおかしいやつもある程度はいると思われますので気にせずバッサリ切り捨てましょう。ここは能率最優先です。

全部でどのくらい時間がかかるの?

さて。
一件に90秒かかるとして。
全部処理するのにどのくらい時間がかかるのでしょう?

私が住んでいる市の世帯数は約157,000世帯だそうです。
÷270で、582日半かかることになります。
ひとりでやれば、ですが。
これをふたりでやれば半分、10人でやれば10分の一ということですね。10人でも2か月以上。

一体何人でやるんでしょう、この作業。
調べたところ、市の職員は2,800人くらいだそうです。
何人だろうが、通常の職務は普通にこなしながらの余計な作業なのでそんなに人員を割けるとは思えません。
作業が作業だけに「個人情報」的に外部委託もできないと思われますので正職員にはかなりの負担になることでしょう。
一体何人(何台のパソコン)がこの作業に割けるのでしょう?

まったく手がかりがありません。

6月中に支給完了するには

では逆に、支給完了日を決めてそのために何人で頑張ればいいのか逆算してみましょう。

6月中に支給完了として。

5月27日から申請書の郵送を開始したので、6月第1週には届き始めます。到着の翌日くらいから返送が始まり、週末に記入して投函する人も多いことでしょう。
とすると、6月第2週、8日月曜日にはそれなりの数が返送されていることでしょう。
というわけで、6月8日月曜から封切り・中身出し作業を開始、6月10日からパソコン作業開始となります。
6月29日までに作業完了させる(30日は金融機関の作業日)とすると、土日は休むとして、使えるのは14日。
14日×8時間で、持ち時間は112時間。
1時間40件処理想定なので、112時間で処理できるのは4,480件。
総数157,000世帯なので、÷4,480で、必要な専任作業員は33人という計算になります。
これ以外に、封を切る作業に2人取られてますので、35人くらいがフルタイムで関われば6月中支給が可能になるわけです。
通常業務や、この支給に関する問い合わせのの応対などは別にして、です。

というわけで、不確定要素が多すぎていい加減なお遊びの予測ですが、何を言いたいかというと、市役所の皆さんの負担を少しでも軽くするために、申請書は丁寧な読みやすい字で、正確に書こうねと、そこのところを訴えたかったのです(そうだっけ?)。

あ。

「後回し箱」がまだ残ってた。
20箱もあるじゃん。
どうしよう。

linelink01
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