日々棒組み925 消えた黒い影の秘密の巻

というわけであれから1ヶ月。

「あれ」って?

これ →日々棒組み916 直径4センチで思い悩むことなど

「ひと月後にもう一度CT撮りましょう」と言われたので行ってきました。ひと月半くらい経ってしまいましたが。

ひと月半の間に新型コロナ感染者が増え、発熱外来はどこもパンク状態と聞いていたので、事前に呼吸器科の先生がいる曜日を電話で確認しました。予約ではなく、呼吸器科の診察に支障があるようなことが起こっていないかの確認です。

「来院する当日に事前に電話してくれればCTを起ち上げておけるから待たずに受診できるよ」と言われていたので朝電話したのに繋がらない。
3回くらいかけてもNTTを名乗る音声の「混み合ってる」アナウンスが流れるばかりなので、もう行っちゃうことに。
妻に車で送ってもらい、院内に入ると待合室に二人ほど座っていた。他の患者がいて妙な安心感を覚える。
院内には電話の呼び出し音がずーっと鳴り続けていて、電話応対もしているのだがまったく途切れない。

やりとりを聞いているとやはり発熱外来のようで、症状を訊き、時間を決め、来院したらどうするかの指示をしている。
車で来たら駐車場で待機、そこから電話するシステムのようだ。
そんな同じようなやりとりを何本も何本も何本も聞いていたらやがて呼び出されCT検査。
ズボン脱いでなんか羽織って寝ころんで息吸って止めて息吸って止めて、おしまい。
再び待合室へ。待合患者が一人増えてたが、電話応対は続いていた。

やがて呼び出され診察室へ。
まずは前回の画像でおさらい。「ここがこうだった」みたいな。
そして今回の画像。
「ここがああだったけど今回こう」みたいな。
何も無い。ように見える。
もう一回前回の画像「ここがこう」
今日の画像「それがこう」

というわけで影は無くなってました。
医者によると、「誤嚥性肺炎か何かの跡だったのではないか、この時期(6月頃)ひどくむせたりとかありましたか?」
6月に限らずしょっちゅうむせたりとかしているので、「ああもうそれだな」と。
「ちょっとチクチクしたりする程度で治っちゃうこともありますから」
だそうだ。
加齢のせいであっちもこっちもズキズキキリキリグリグリする体なので「ちょっとチクチク」なんかいちいち気にしていられない。

というわけで、健康診断で見つかった肺の黒い影は消滅していました。今回は特に悪化するようなこともなく済みましたが、これからは出来るだけむせない人生を目指そうと決心したのでした。

妻の迎えの車を待つ間、病院の前をぶらぶらしていました。
駐車場には何台も車が停められ、重装備の看護師が問診のようなことをしています。ああ大変なんだなやっぱり。
暇なので病院の前の田んぼの写真を撮って「田んぼ青空白い雲」とタイトルつけたりしてました。「雑草の小山とトンボ」も撮れました。

「頑張ってください!」
病院の駐車場から声がした。
なんだ?具合が悪い人でもいるのか?
「ずっとぜんぜんつながんないんだよ」
駐車場に来て電話したけど全然繋がらないと訴えているようだ。
ああ。
そうだよね。そりゃそうだよね。繋がんないよねー。
「頑張ってください」
看護師がもう一度言った。
車の男はもう病院に入れろみたいなことを言っているようだ。
「ダメです。みんな頑張って電話してるんです」
看護師がきっぱり断る。
だけど。
予約の電話でいっぱいなのに着いたらまた電話させるって。そのシステム間違ってませんか?

とか考えていたら妻の車が来た。
チャイルドシートには孫が座っていた。

空は晴れ、肺の影は消え、孫はニコニコ笑ってる。
ああ幸せ。

田んぼ青空白い雲
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