マンガ『藤岡拓太郎作品集 夏がとまらない』を読んだら

藤岡拓太郎作品集 夏がとまらない

 

最初に見かけたのはnoteだったでしょうか。
1ページマンガということで気楽に読んだら、なんだこりゃ?なんか変だぞこれ。でも好き。と楽しみにするようになりました。
タイトルが異様に長いのがあってそこですでになんだこりゃなんだけど、タイトルを理解してから読まないと状況がわからないのでちゃんと読まなきゃだめ。
1ページしかないから、説明的なコマを極力排するためなんだろうけど、そのおかげでマンガ本体はオチに集約されていてシャカっと読めるようになっています。「起承転結」でいうと「起承」がなくてせいぜい「転結」、場合によってはほぼ「結」だけ。
スケッチブックをめくりながらやるお笑いに近い感じでしょうか。
独特の絵で、こういう絵はダメって人も多いような気もしますが、この絵じゃなきゃおもしろくないだろうなぁ。
いわゆる「あるある」に近いものから到底理解できない変態まで(変態のほうが多いけど)、なぜ校長先生のあだ名が「バカ」になたのか、ジャパニーズターザンと呼ばれた男はなぜジャングルにやってきたのか、40歳の娘が父親に「あざっす」と言ったその理由とは?気になる人はぜひどうぞ。
作風はちょっと違うけど、東陽片岡とか好きな人なら大丈夫かなって思いました。
あ、あと「きのう走ってるの見たよ」の和田くんが、小学校時代の私に笑っちゃうほどそっくりでした。俺もあんな表情したことあるなぁ、たぶん。

 

東陽片岡/コモエスタうすらバカ

 

linelink01

 

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