シシ

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美郷が実体化できる霊獣の一体。ビンの中にいても美郷に意思を伝えることができ、実体化後も人語を話す能力を有している。
美郷を愛するが故に渉に反感を持つが、渉を救うために片目を失う。

 

 

「1.わたる」あらすじ

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16歳の少年、春加瀬渉(はるかせわたる)は、東京都内の鉄道を乗り継いで、近郊の駅に降り立つ。
かつて渉が小学生時代の一時期を過ごした町であったが、駅前の通りは寂れ、人の気配もない。
記憶をたよりに当時世話になった遠い親戚の家を訪ねようとするが、そこへ通ずる道はがれきに閉ざされ進むことができない。
そんな渉に、がれきの中から呼びかける声が…。

お稲荷さんのまぁちゃん

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旭寿町にあるお稲荷さんでひとり遊ぶ体格のいい幼児。蟻の脚をむしったり踏み潰すのが大好き。
ちなみにこのお稲荷さんは、16歳の春加瀬渉が旭寿町に入る時に地下を通って来たお稲荷さんである。
まぁちゃんは、このお稲荷さんで美郷と会い、エンキリムシに指を噛まれ負傷した。

まぁちゃんがお稲荷さんで歌っていたのはテレビの特撮ヒーロー「電琉騎士ジェットボーグ」の主題歌。まぁちゃんが「いちおくばっとの」と歌っている歌詞は正しくは「一億ワットの」。
電力の単位であるワットをバットと聞き違え、そのまま覚えてしまった。
まぁちゃんは電力とは何かをまだ知らない。
さらにまぁちゃんは、「血」を「ちが」と覚えてしまっている。

鷺楽のおばさん

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渉が小学生時代に身を寄せた鷺楽(さぎら)家のおばさん。
ひとり娘の明日美と暮らしている。夫は単身赴任中。
16歳になった渉が再び旭寿町の鷺楽家を訪ねた時には家にその姿は無かった。

 

春加瀬渉 11歳

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母を亡くし、父親も服役中だったため、小学5年生の時に親戚に預けられる。
最初は死んだ母の兄の家に預けられたが、その家の長男とトラブルを起こし、遠い親戚にあたる埼玉県の鷺楽家に身を寄せることになった。
【関連項目】春加瀬渉 16歳

廃墟の老婆

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駅から旭寿町に向かう道が瓦礫にふさがれ途方に暮れていた春加瀬渉を廃屋に招き入れ道を示した老婆。
旭寿町への道を知っているだけではなく、町に起きた異変についても何か知っている様子。

三つ目の怪鳥

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旭寿町にたどり着いた春加瀬渉が出会った三つ目の巨鳥。
美郷が実体化させたもので、三つ目が見たものを美郷も見ることができる。

カユイカユイ

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春加瀬渉が旭寿町に入るのと入れ替わるように外の世界に出てきた謎の生命体だが、どうやら元々は人間の男だったらしい。
体中から虫が這い出し続ける異様な体質。そのためいつも体中がかゆくてたまらない。

 

鷺楽明日美

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鷺楽明日美(さぎらあすみ)
鷺楽家のひとり娘。渉より5歳年上。
渉との初対面は渉0歳、明日美5歳の時、渉の祖父の葬式会場であった。
渉16歳の時点では母親とともに行方不明。
ちなみに小学生渉を玄関で出迎えた時に着ていたのはマンドリル柄の長袖Tシャツ。