読書

活字の子

羽生善治の日常目線と千里眼。『人工知能の核心』を読んだら

将棋って全く知らなくて、駒の進め方すら知らない。子どものころ挟み将棋とかはやったことあるけど、誰かに勝った覚えがない。そんな、知性のかけらもない私ですが。羽生善治といえば「将棋のなんかすごい人」くらいしか知らないそんな私ですが。この本は良か...
活字の子

雅影丸の自力出版#6 あの有名人気アニメから思いついた戦場のストーリー『故郷を百万歩』

私が自力で作って販売している電子書籍を押しう、、、ご紹介するコーナー第6弾はこれ。『故郷を百万歩』たったひとりで戦場に取り残された11歳の少年が、行くあてもなく歩き続け、最後にあるところにたどり着くというお話です。お母さんもお父さんもいて、...
活字の子

日々棒組み743 それでもいいのかハルキニスト

スマホで「はるきにすと」と打ったら変換候補のトップが「春樹にストレス」だったことをまず報告させていただきますす。ブログに本の感想とか載せたりしていてますが、文学にはとんとうとい私ではございます。「文学っぽいネタ」で唯一興味があるのが「村上春...
活字の子

いろんな意味で怖いホラー小説『ぼぎわんが、来る』を読んだら

「来る」といえば魔太郎か貞子だと思っていたが今や「ぼぎわん」も「来る」のだ。なんだ「ぼぎわん」? ぼぎわんが、来る 澤村伊智 (著) 「ぼぎわん」という言葉については読めばそれなりにわかるけどここには書きません。これから読む人もいるからね。...
活字の子

『キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論』を読んだら

仕事のための読書というのが全くできなくて、この本も興味だけで読みました。毎日のお仕事はマーケティングとか関係ないし。そこそこボリュームのある本(紙の本で360ページ)ですが、大事なところはそんなに多くなくて、前半だけ読めばいいかな、って感じ...
活字の子

金さえあれば神にもなれる。長かった全7巻。アレクサンドル・デュマ作『モンテ・クリスト伯』“Alexandre Dumas COMTE DE MONTE-CRIST”を読んだら

「巌窟王」。すごい言葉ですね。さぞ厳格で頑固な王様なんでしょう。でもそういう話じゃないんです。無実の罪で捕らえられ、過酷な懲役刑に服し、その間に人生で大事なものをすべて失った男の復讐の物語です。読む前の知識はこの程度でした。自由の身になった...