予言だか風水だか令和のノストラダムスだかなんだかが7月5日の早朝に日本が終わるって言っていて、みんな（特に海外の皆さん）信じていたのに日本は終わりませんでしたね。
なぜでしょう？
もちろん私が魔力で日本の破滅を食い止めたんですよ。
早起きして。
いつもは五時四十五分起床なのですが、高まる魔力で三時半頃には覚醒してトイレに行ってその瞬間に備えてもう一度寝ました。
「ビットコインがまた値上がりしたけどどこまで上がるのかなぁ…あ、もうビットコイン全部売っちゃたんだっけ」とか考えながらうつらうつらしていましたが、四時を回ったあたりでもう眠れない状態になったので起きちゃうことにしました。
食事は六時からと決めているので、リビングで読書しながらその時を静かに待ちます。
最近では本を買いすぎてどれから読めばいいのかわからなくなっていますが、獣医さんのエッセイ『アニマルQ』を2篇、その後『虫・全史』を読みました。コオイムシ科の昆虫（タガメやコオイムシ）は、いろんな方法で卵を守ります。オス、またはメスの背中に産みつけて孵化するまでそのままです。コオイは「子負い」なんですね、その名の通り。正確には「ランオイ」「卵負い」ですけどね。
…
「タマゴイ」の方がいいかな？
いろんな虫の不思議な生態に「へーそうなんだ」としばらく読んでいたらもう五時半になっていました。
何も起きませんでしたね。
もちろん読書しながら発動した私の魔力の威力です。
特にお礼は要りませんのであしからず。
ちなみに1999年の7月にも使いましたこの魔力。
あの時は大変だったなぁ。
もう六時だ。朝飯食わなきゃ。その後燃えるゴミ捨てね。そして昼間は孫と遊ぼう。
なべて世はこともなし、だ。
俺の魔力のおかげで。
あ、
お礼はいいですから。
（もちろん全部冗談ですよ。って書かなきゃいけない時代のような気がするので書いときます。予言とか信じる人ってこういう話も信じちゃうのかなぁ、とふと思ったけど腹減ったから朝食準備）
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